Go Forward

T・Tさんの声 (参加当時2年、男子)

「ケンブリッジ大学夏期法学研修を終えて」 

Q1. 研修に参加して良かったと思うことは何ですか?

校舎

 英語で意見や感想を話す機会を多く得ることができたことです。日常会話の機会もありましたが、授業では法学の知識や制度への意見を問われることも多く、スピーキング力を鍛えることができました。同時に、英語はコミュニケーションのツールに過ぎず、会話の内容が大切であることにも気づきました。また、考えをまとめている最中に授業が進んでしまうこともあり、悔やまれる思いもし、帰国後の勉強の原動力にもなっています。

Q2 研修に参加したことで、どんな力がつきましたか? どんな点が成長したと思いますか?

ロンドンツアー

 英語への抵抗感が薄れました。私の英語力は、参加者の中でも低い方です。
また、発音が悪いせいか、声が小さいせいか、聞き返されたり、聞き間違えられたりすることがありました。それでも、PAや先生は私の拙い英語を最後まで聞いてくれました。列車が遅延した際、聞きとることができなかったアナウンスの内容を簡単な英語で伝え直してくれる方もいました。これらの経験を通して、英語を話すことに多少の自信をもつことができるようになりました。

Q3. 研修に参加したことで今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?

寮内

 学習面に関して、英語はコミュニケーションのツールに過ぎず、会話の内容が大切であることに気づきました。細かな文法に気を取られすぎるのではなく、今回で言えば、法律について論理的に回答できるかがより重要であると感じました。
 キャリアに関しては、私の将来の目標がより強固になった一方で、現在の実力との乖離を感じました。英語、法律をともにより一層勉強しなくてはならないと思わされました。

Q4. 研修中の一番の思い出は何ですか?

食堂

 日々の生活です。もちろん、休日にイギリスの他の地域を観光したことも良い思い出です。歴史ある校舎で授業を受け、美しい食堂でご飯を食べる。ケンブリッジでの生活は私にとって、全てが新鮮なものでした。また、寮での集団生活ではありますが、一人暮らしは初めてでした。授業後は、毎日のように卓球をしました。ビリヤードやサッカー盤もあり、プレーを通して、PAや研修の仲間と仲を深めることができました。

Q5. 未来の参加者へのメッセージ

カレッジ内の教会

 ぜひ、留学を有意義なものにしてほしいです。1ヶ月は思っているより短いです。授業の予習は読むべき資料が多く、それをこなすだけでも大変だと思います。授業内では、発言が求められます。周りの人と自らコミュニケーションを取ったり、参加できるアクティビティには参加するなど積極的に行動することが鍵になると考えます。留学に行くことそれ自体ではなく、「留学で何をするかが大切」という気持ちを持って、ケンブリッジに飛び立って欲しいと思います。