Go Forward

人文科学研究所

公開文化講座 「明治大学シェイクスピア生誕450年記念祭 第2回」を開催します (事前申し込みは不要です)

開催期間:2014年10月25日
明治大学 人文科学研究所

明治大学シェイクスピア生誕450年記念祭 第2回
(明治大学人文科学研究所公開文化講座 第39回)

紹介:
日本は現在、シェイクスピア上演大国と言えます。1年のほとんどの時期、シェイクスピアの上演を眼にすることができるのです。しかし、この活況も一朝一夕で発生したわけではありません。明治以降の近代化の中で、さまざまな試行錯誤の末成立したものなのです。そこにはさまざまな問題が立ちはだかりました。いかにして言語の壁を越えるのか。いかにしてそれにふさわしい演技を確立するのか。近代以前の劇作家の世界をいかにして近代以後の時代に適合させるのか。そして、いかにして観客を喜ばせる公演を成立させるのか——。こうした多くの壁を乗り越える課程は、それ自体が興味深いものであり、それ自体多くの思索の源となることでしょう。シェイクスピアを、英語の世界、英文学、英国舞台の文脈から解き放って、土壌も風土もまったく異なる「日本と言う異国の土地」に移植する行為、そのスリルを、このシンポジウムの中で考察していきたいと思います。(企画者:文学部井上優)

テーマ: シェイクスピア生誕450周年記念連続講演
        「シェイクスピアと日本」
日時:  2014年10月25日(土)13:00~17:00
場所:  明治大学 駿河台キャンパス
     リバティタワー1階 リバティホール
内容: 
13:00~13:10
司会挨拶 井上 優(明治大学文学部准教授)
13:10~13:20
開会の辞 合田 正人(明治大学文学部教授)

第一部 近代日本とシェイクスピア
13:20~14:05
神山 彰(明治大学文学部教授)
「翻案と翻訳の間-明治日本の異文化受容」
14:05~14:50
福田 逸(明治大学商学部教授。演出家・翻訳家)
「シェイクスピア・福田恆存・その翻訳」

(14:50~15:00 10分間休憩)
第二部 現代日本におけるシェイクスピア
(15:00~15:05 第二部紹介)
15:05~15:50
野田 学(明治大学文学部教授)
「現代日本におけるシェイクスピア上演
-蜷川幸雄、あるいは日本人がをシェイクスピアを上演するということ」
15:50~16:35
青木 豪(劇作家・演出家。明治大学文学部兼任講師)
「私のシェイクスピア料理法」

16:35~16:55
質疑応答

16:55~17:00
閉会の辞 合田正人(明治大学文学部教授)

司会 井上 優(明治大学文学部准教授)

・事前のお申込みは不要です。
・入場料は無料です。

以 上