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研究・知財戦略機構

自動運転社会総合研究所が対馬市と連携協定を締結

2019年03月26日
明治大学 研究・知財戦略機構

—自動運転の実装化へ向けた実証実験などの共同研究を推進—

明治大学自動運転社会総合研究所と長崎県対馬市は、2019年3月21日、地域の持続的な発展に向けた共同研究事業等に関する連携協定を締結しました。同日、調印式が駿河台キャンパスで執り行われ、土屋恵一郎学長(研究・知財戦略機構長)と比田勝尚喜対馬市長が協定書に署名をしました。
 島内唯一の公共交通機関であるバス事業における人材不足、林業振興や漂着ゴミ回収等の環境対策等が課題となっている対馬市。今回の協定締結では、自動運転社会の実現による地域の持続的発展に寄与するべく、法律・技術・保険・地域創生・社会実装化の部門で横断的・学際的な研究を進めている自動運転社会総合研究所とともに、さまざまな課題の解決に向けて共同研究を推進していくことになります。今春以降には、対馬市における自動運転バスの実証実験も計画されています。
 今回の連携協定締結にあたって、比田勝市長は「生活路線の確保やその他の課題にも大きく寄与し、人口減少が進む島にとっても大きな変化をもたらしてくれる」と述べ、土屋学長は「対馬が抱える課題をどう解決していくか、社会的な公共財としての大学の役割をしっかりと果たしていきたい」と意気込みを語りました。

調印式の出席者
<対馬市>
  比田勝 尚喜 対馬市長
  阿比留 勝也 対馬市しまづくり推進部長
  一宮  努  対馬市しまづくり推進部しまの力創生課長

<明治大学>
  土屋 恵一郎 明治大学長/研究・知財戦略機構長
  中山 幸二  自動運転社会総合研究所長,法務研究科専任教授
  川井 真   自動運転社会総合研究所 地方創生部門リーダー

写真① 協定書に署名をする土屋学長と比田勝市長(右)写真① 協定書に署名をする土屋学長と比田勝市長(右)

写真②:固い握手で連携を誓う土屋学長と比田勝市長写真②:固い握手で連携を誓う土屋学長と比田勝市長