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研究・知財戦略機構

【MIMS】萩原一郎研究特別教授の折紙工学研究チームが”折紙工学”から生まれた扇子『孔雀扇』の体感型イベントを開催(さわれるMakuake)

2026年10月08日
明治大学 研究・知財戦略機構

萩原一郎 研究特別教授萩原一郎 研究特別教授

”折紙工学”から生まれた「孔雀扇」”折紙工学”から生まれた「孔雀扇」

「孔雀扇」-さわれるMakuake「孔雀扇」-さわれるMakuake

「折紙工学」展示-さわれるMakuake「折紙工学」展示-さわれるMakuake

明治大学 研究・知財戦略機構 萩原一郎・研究特別教授の折紙工学研究チームが、扇子のために独自に折りを設計した「孔雀折り」を用いて制作された扇子「孔雀扇」が、体験型ポップアップ「さわれるMakuake」の約30プロジェクトの一つに選ばれました。2026年9月19日(土)〜30日(水)の12日間、渋谷サクラステージ ブルームゲート(東京都渋谷区)にて開催された体験型ポップアップイベントの会場では、来場者が直接手で触れることのできる展示が設けられました。会期中、9月22日のメイカーズタイムでは「折紙工学から生まれた扇子『孔雀扇』を体感する会」と題して萩原教授と杉山有希子MIMS研究員が登壇し、折紙工学の解説や孔雀扇が完成に至るまでのストーリーなどをスピーチしました。

体験型ポップアップ「さわれるMakuake」2026年9月19日(土)〜30日(水)開催
https://www.makuake.co.jp/news/archives/390

■萩原一郎 研究特別教授のコメント

これまでの扇面の折りは、平安時代に創作された、山谷山谷,,,と続く蛇腹折りだけだったところ、新たに、孔雀折りを創生し、扇面とし、インクと相性の良い(株)竹尾の工業紙を利用しています。さらに、日本で9世紀に誕生した扇骨の両面に紙を張る両面張に対して、1200年の時を経て、初めて本格的な、仙骨の片面だけに紙を張る片面張とするなど、日本の伝統的な扇製作技術と、現代の折技術、材料創成技術との融合で、日本の扇が更なる発展を遂げる余地があることを示しました。京都の老舗扇屋からも高い評価が得られています。

■「明治大学教授発-折紙工学から生まれた扇子-」(Makuake公式ページ)
制作秘話も掲載されています。
「孔雀扇」プロジェクトは2026年11月22日までクラウドファンディングを実施しています。
→リーフレットはこちら
 

-以下、Makuake公式ページより抜粋-

【孔雀扇】
学術研究及び教育活動の成果を活用して社会貢献に寄与する、明治大学発ベンチャー企業発信【あおぐ、かざる、いろどる】京都謹製の扇子「孔雀扇」。
閉じれば扇の骨の中に、複雑な折りがすっきりと収まる。宇宙工学でも使用された折り紙由来の折りたたみ技術を応用することで、開いたときの立体的な広がりと、閉じたときのコンパクトさを両立しました。持ち運びやすさと、開いたときの華やかさを両立し実用的な扇子をデザインしました。
 
【明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)折紙工学研究チーム】
折紙工学という分野を築き、折りの分野を日本から牽引してきた研究チームです。世界各地から留学生や研究者が集まり、さまざまな「折り」の可能性を探究し続けています。企業からの依頼で製品開発に取り組むこともあれば、まだ見ぬ折りのかたちを求めて、ひたすら手を動かしている研究者たちもいます。孔雀扇の折りも、この研究室から得られた知見を生かしています。
 
【株式会社竹尾】
100年以上、紙と向き合ってきた紙の専門商社。孔雀扇に使用しているのは、和紙ではなく、本の装丁や紙箱などに使われる竹尾のファインペーパー。折りの陰影がもっとも美しく浮かび上がる紙を、何度も試作を重ねながら選定しました。
 
【航空宇宙でも用いられる金属製の骨を使用】
中骨には、航空宇宙分野でも使われ、適度な硬さと粘り強さを持つジュラルミン(A2017)をレーザー加工で切り抜いて仕立てました。外骨には、金属3Dプリンタで造形した部材を使用。従来の製造方法では実現できない、細部までこだわった立体形状を可能にしました。
 
【紗月扇 京都】
京都市伏見区に工房を構える「紗月扇 京都」は、京扇子を現代に伝える、いまや数少なくなった手仕事の工房です。孔雀扇は、この手仕事によって、一本ずつ組み立てられています。素材の特性を熟知した職人の手だからこそ、この立体の折りが美しく仕上がります。
 
-以下、明治大学発ベンチャー企業「株式会社スペースシーファイブ」公式サイトよりー
株式会社スペースシーファイブとは
株式会社スペースシーファイブは学術研究及び教育活動の成果を活用して社会貢献に寄与する明治大学発ベンチャー企業です。
スペースシーファイブは今後、代表取締役社長であり、明治大学研究・知財戦略機構先端数理科学インスティテュート(MIMS)の研究特別教授である萩原一郎が明治大学で研究・開発した知的財産をベースに、宇宙開発や深海開発などの多様な産業や、細胞などミクロ現象の解明に貢献出来ることを目指し研究・開発を進めていきまます。