埼玉県北本市の国指定史跡で、縄文時代中〜後期のデーノタメ遺跡に関するハンドブック『1500年続いた縄文ムラ デーノタメ遺跡』(株式会社雄山閣)が2026年3月に刊行されました。明治大学文学部の阿部芳郎専任教授が監修、北本市教育委員会が編集したもので、作成には明治大学資源利用史研究クラスターと文学部考古学専攻の学生も参加しました。とくに学生の目線で国史跡の特徴をまとめ、表紙絵や挿図なども作成し活用計画に組み込んだ全国でも珍しい書籍となっています。阿部教授と資源利用史研究クラスターが、2016年から遺跡や遺物の分析調査を指導しており、調査を重ねて生活の様子が判明したことから、今回このハンドブックが製作されました。
本書では、縄文時代を体験する市民活動も紹介されており、北本市文化財保護担当は、「大学と市民活動、市が連携した史跡活用の新しいカタチで示しながら、成果も分かりやすく伝えています」とアピールしています。
阿部芳郎監修、北本氏教育委員会編
A5判128頁 定価2,420円(税込)