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参加するプログラムの選び方

初めて参加を検討される方の中には、数あるプログラムの中から「どれに参加すればよいの?」「何社参加すればよいのか」と迷われる方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、プログラムを検討する上でのヒントをお伝えします。

実施形式



同じ会社でも実施形式によって、得られる情報が変わります。代表的な形式の特徴をご紹介します。

グループワーク型
グループディスカッションや受入機関の説明が中心
メリット:同じ就活生と横のつながりが出来る・受入機関の仕事の概要が聞ける
デメリット:受け身になりがち・実際の仕事の詳細な中身までの理解に繋がりにくい



実務体験型
実際の職場での実務体験が中心。プログラムが系統立って用意されていない場合も多いので、積極的な姿勢で質問したり、仕事を請け負う姿勢を見せていくことが重要。
メリット:実際の職場を見ることができるため、中身の理解に繋がりやすい。
デメリット:先輩社員との繋がりが生まれる・募集人数が少ないことが多い 

実施期間



学業や自身の予定と照らし合わせて、適切な期間のものを選びましょう。
短期間のもの:他の予定との調整がとりやすい。仕事の概要説明が中心となりがち。
長期間のもの:他の予定との調整がとりづらい。仕事の詳細理解に繋がりやすい。

募集時期



夏季休業期間中に実施されるインターンシップの募集は、5月頃就職情報サイトのプレオープンから始まり、6月にピークを迎えます。最近では、秋期、春期、通年で行われるプログラムも増えています
なお、2023年度は一部就職情報サイトが2025年卒向けのプレオープンを4月とするとの発表をしています。更なる早期化が見込まれますので、ご注意ください。

応募する企業数



「何社インターンシップに応募・参加しておけば、就活に失敗しない?」というご質問はよくいただきますが、「〇社参加しておけば大丈夫!」というものは存在しません。調査では年や調査機関・対象によって変化があるものの6社程度が平均的な参加社数ですが、実際の学生の声を聞くと何十社も参加した方や逆に0社の方ももちろんいらっしゃいます。
自分なりにどんなことが知りたくて参加するのか目的意識を持って参加し、終了後にはしっかりと振り返りを行うことが、今後の就職活動のために大事です。
また、インターンシップは企業研究を進めるためのひとつの手段にすぎません。インターンシップという一手段に囚われず、OB・OG訪問をする、会社の新聞記事を読むなど、自分なりに企業研究を進めましょう
皆さんに配布している就職活動手帳では、企業研究に活用できる情報収集ツールを紹介していますので、参考にしてください。

応募する企業群



インターンシップに応募する段階では、まだあまり多くの企業や仕事を知らない方の方が多いでしょう。仕事をイメージしやすいのは耳にしたことのある企業ですが、有名企業の場合、応募者が多くなり、本選考よりも高倍率になることもよくあります。そのため、知っている企業ばかりたくさん応募しても、「結局どれも参加から漏れてしまった」という声もお聞きします。応募する際は、そうした可能性についても念頭に置く必要があるでしょう。
一方で、企業名は知らなかったが事業内容に興味を持って飛び込んでみたり、興味がなかった分野のインターンシップにも参加した方は、結果としてより興味に近い仕事を見つけられたり、志望企業群の深い企業理解に繋げることができた方が多いようです。
時間の許す範囲で、幅広く応募し参加をすることは、今後の自身の進路選択において大いに助けとなるでしょう。

報酬



一般にインターンシップは無報酬である場合が多く、就業にかかる交通費や宿泊費等も原則としてインターンシップ生が負担することになります。
しかしながら、最近は長期インターンシップにおいて報酬があるケースが見受けられます。その場合、「インターンシップ」という名前で労働力を求められている場合もあるようです。内容をよく確認し、自身の目的に合うものかを判断しましょう。特に、契約書の締結を求められる場合は、内容をよく確認しましょう。 

先輩方の進路

インターンシップを検討する段階においては、将来の進路に迷いを抱えている方がほとんどでしょう。
前項を読んでも悩んだら、ぜひ先輩方の進路や就職活動体験を参考にしてみてください。役立つ情報源では、進路を考えるうえでヒントとなる情報についてご案内しています。参考にしてみてください。

それでも悩んだら



将来の進路を考える上で、誰しも一度は不安を抱えたり、悩んだりするでしょう。悩み抜くことも大事ですが、一方で「きちんと計画を立てなければ」とがんじがらめになって、結果として動けなくなるのも考え物です。
就職活動を行っていく上では、まずは勇気をもって飛び込んでみることも大事です。
それでも悩むことがあれば、気兼ねなく就職キャリア支援センターの相談を利用してみてください。