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社会連携・社会貢献

創立者出身地への学生派遣プログラム2013 成果報告会を開催しました

2013年10月23日
明治大学 社会連携事務室

 明治大学社会連携機構では、創立者出身3地域(鳥取県、山形県天童市、福井県鯖江市)で、地域の人々と交流・連携しながら地域活性化への政策提言を行う課題解決型プログラム「創立者出身地への学生派遣プログラム2013」を実施しています。
 このプログラムで学生たちが考案した政策提言を3地域合同のコンペティション形式で発表する「成果報告会」を10月20日(日)明治大学ホームカミングデー会場内にて開催しました。 会場には、鳥取県地域振興部長・多田治樹様、山形県天童市副市長・鈴木周宏様及び福井県鯖江市長・牧野百男様をはじめとする自治体関係者もお招きしており、各地域に滞在中お世話になった方々を前に学生たちの発表にも一層の熱が入りました。

 全チームの発表後には審査委員会を開催し、全12チームの中から下記のとおり各賞を選出しました。

✿学長賞(最優秀賞)✿
  天童1班 第2のふるさと天童「あなたの第2のふるさとに天童が立候補します」
✿鳥取賞
  鳥取A班 SAJEST「ONE SPOON PROJECT」
✿天童賞
  天童1班 第2のふるさと天童「あなたの第2のふるさとに天童が立候補します」
✿鯖江賞
  鯖江B班 人・人・人「地産レストラン「さばえ農場」&早映えつつじロード」
✿校友会長賞
  天童3班 がんばっぺ天童「学生農業サミット@天童」
✿連合父母会長賞
  鳥取D班 こようよ!とっとり「移住促進宿泊型体験プログラム」
✿社会連携機構賞
  鯖江A班 地方の力「鯖江学園~過去と未来へのタイムスリップ~」

 全チームの中から選ぶ最優秀賞にあたる「学長賞」には、寄付者に天童市の特産品を送付する等の特典と共に、災害発生時には避難先として一定期間天童市内の住居を提供するという新たな「ふるさと納税制度」を提案した天童1班(チーム名:第2のふるさと天童)が選出されました。この政策提言に関しては、天童市副市長鈴木様から、「内外に開かれた」新しい制度であり「政策実行のために内容を整理し、来年度から実施すべく整理をしている」との高い評価を受けました。
 
 また、閉会に際しては、福宮学長から「地域というと田舎だと思うかもしれないが、自分自身が生活をする場、それが「地域」である。みなさんが訪問した「地域」もそこに生活をし、仕事をし、子供を育てる人がいる。自分の「地域」とは違う「地域」に出かけて行ったときに、その人たちとふれあい、その人たちを知るということ、そのまなざしを学ぶということはすごく大事である。グローバル化した社会の中で、これからみなさんは日本ばかりでなくて、世界中のあらゆるところに出ていくことがあると思うが、そのときのベースとなるのは今回みなさんが経験した「地域」の方たちとのふれあいであり、それは世界中で通用することだと思う」とプログラムに参加した学生たちへのメッセージが述べられました。

成果報告会当日の模様は、下記URLから視聴できます。
http://ex-server.muc.meiji.jp/Mediasite/Play/ba86d377c0be47c6bca6a873dab89a231d