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2013年度 創立者出身地への学生派遣プログラム

創立者出身地への学生派遣プログラム2013 実施報告書



 5月の募集開始から始まった「創立者出身地への学生派遣プログラム2013」が無事終了しました。計3回の参加者ガイダンス、夏休み期間のフィールドワーク、10月20日(日)明治大学ホームカミングデー会場での3地域合同のコンペティション形式で発表した「成果報告会」、11月に実施した「熟議FINAL」、の内容を含めて、実施報告書を作成致しました。

  ● 目 次 ●
1.創立者出身地への学生派遣プログラム2013について(社会連携機構長寄稿)
2.創立者出身地への学生派遣プログラム2013概要について
3.創立者出身地への学生派遣プログラム2013参加者名簿
4.活動概要報告
(1) 事前学習(3地域共通プログラム)実施概要
(2) 鳥取県鳥取市への学生派遣プログラム2013 活動概要
(3) 山形県天童市への学生派遣プログラム2013 活動概要
(4) 福井県鯖江市への学生派遣プログラム2013 活動概要
(5) 成果報告会 ・審査結果
    成果報告会当日の模様は下記URLから視聴できます。
    http://ex-server.muc.meiji.jp/Mediasite/Catalog/catalogs/20131020_souritusya
(6) 熟議FINAL
5.参加学生寄稿
資料集 成果報告書
 1.鳥取県鳥取市鹿野町・佐治町
 2.山形県天童市
 3.福井県鯖江市

 本プログラムの実施にあたり、3地域の首長はじめ職員の方々、市民・町民の皆様方、校友会・父母会、社会連携機構スタッフの教職員の皆様方のご支援・ご協力に感謝申し上げます。

熟議FINALを実施しました





 11月16日(土)、6月のガイダンスを皮切りに約半年にわたり活動してきた「創立者出身地への学生派遣プログラム2013」について、参加学生6名と社会連携機構スタッフ7名が座談会形式にて振り返りを行う「熟議FINAL」を実施しました。
 この「熟議FINAL」は、プログラム全般や取り組んだテーマ、次年度のプログラムに望むことなどについて検討し、今年度のプログラムを総括するとともにその課題と解決策をまとめ、次年度のプログラムへの改善案を提案することを目的としております。今年度のプログラムに新たに取り入れられた「ファシリテーション研修」「1泊2日での現地事前調査」「全地域合同での成果報告会」は、実際に昨年度の熟議FINALで提案を受けた取り組みです。


 社会連携機構では、今回の提案事項を次年度プログラムに反映させ、「創立者出身地への学生派遣プログラム2014」を実施していきます。

成果報告会を開催しました



●発表風景 ●会場の様子

 学生たちが考案した政策提言を3地域合同のコンペティション形式で発表する「成果報告会」を10月20日(日)明治大学ホームカミングデー会場内にて開催しました。 会場には、鳥取県地域振興部長・多田治樹様、山形県天童市副市長・鈴木周宏様及び福井県鯖江市長・牧野百男様をはじめとする自治体関係者もお招きしており、各地域に滞在中お世話になった方々を前に学生たちの発表にも一層の熱が入りました。

 全チームの発表後には審査委員会を開催し、全12チームの中から下記のとおり各賞を選出しました。

✿学長賞(最優秀賞)✿
  天童1班 第2のふるさと天童
         「あなたの第2のふるさとに天童が立候補します」
✿鳥取賞
  鳥取A班 SAJEST「ONE SPOON PROJECT」
✿天童賞
  天童1班 第2のふるさと天童
         「あなたの第2のふるさとに天童が立候補します」
✿鯖江賞
  鯖江B班 人・人・人「地産レストラン「さばえ農場」&早映えつつじロード」
✿校友会長賞
  天童3班 がんばっぺ天童「学生農業サミット@天童」
✿連合父母会長賞
  鳥取D班 こようよ!とっとり「移住促進宿泊型体験プログラム」
✿社会連携機構賞
  鯖江A班 地方の力「鯖江学園~過去と未来へのタイムスリップ~」

●学長賞の表彰

 全チームの中から選ぶ最優秀賞にあたる「学長賞」には、寄付者に天童市の特産品を送付する等の特典と共に、災害発生時には避難先として一定期間天童市内の住居を提供するという新たな「ふるさと納税制度」を提案した天童1班(チーム名:第2のふるさと天童)が選出されました。この政策提言に関しては、天童市副市長鈴木様から、「内外に開かれた」新しい制度であり「政策実行のために内容を整理し、来年度から実施すべく整理をしている」との高い評価を受けました。
 また、閉会に際しては、福宮学長から「地域というと田舎だと思うかもしれないが、自分自身が生活をする場、それが「地域」である。みなさんが訪問した「地域」もそこに生活をし、仕事をし、子供を育てる人がいる。自分の「地域」とは違う「地域」に出かけて行ったときに、その人たちとふれあい、その人たちを知るということ、そのまなざしを学ぶということはすごく大事である。グローバル化した社会の中で、これからみなさんは日本ばかりでなくて、世界中のあらゆるところに出ていくことがあると思うが、そのときのベースとなるのは今回みなさんが経験した「地域」の方たちとのふれあいであり、それは世界中で通用することだと思う」とプログラムに参加した学生たちへのメッセージが述べられました。

現地調査を実施しました

 2013年8月、創立者出身地への学生派遣プログラム2013の現地調査を実施しました。学生たちは8月上旬に1泊2日での現地事前調査及び8月下旬に3泊4日の現地調査を行うため、各地域を訪問しました。
 1泊2日の現地事前調査は、これまでの東京でのレクチャー・グループワークを通じ考察を進めてきた各地域の資源・課題等について、現地を訪れることで体感し、新たな発見を得ることを目的とします。
 3泊4日の現地調査は、実際に行政に提案する政策提言を考案するため、現地での調査活動(フィールドワーク)を行います。現地の自治体職員や市民を交えた「熟議」を経た後、最終日には中間発表会を行いました。
 各地域でのプログラム内容については、下記からご覧ください。

  ✤鳥取県でのプログラム(8月5日~6日、8月27日~30日)
  ✤山形県天童市でのプログラム(8月2日~3日、8月26日~29日)
  ✤福井県鯖江市でのプログラム(8月5日~6日、8月26日~29日)

 現地調査の成果をもとに、学生たちは10月20日(日)に明治大学で行われるホームカミングデー内で開催する成果報告会にて、最終的な政策提言内容を発表します。

第3回参加者ガイダンスを実施しました







 7月13日(土)、創立者出身地への学生派遣プログラム2013の第3回参加者ガイダンス実施しました。
 第2回ガイダンスに引き続き、ガバナンス研究科 源由理子教授によるファシリテーション研修を実施。学生がファシリテーターとなり、演習形式での実習を行いました。

【参加学生の声】
・ファシリテーターをやったが、意見を収束させていくことは難しいなと思った。また、目的が何なのかを見失いやすく、大変だった。
・ファシリテーターとして、参加者の意見を大切にしつつ、意見を言わない立場を貫くことの大切さと大変さを学びました。

 ファシリテーション研修で学んだことを踏まえ、8月にはいよいよ各地域へ赴き現地調査(フィールドワーク)を行います。

第2回参加者ガイダンスを実施しました



 7月6日(土)、創立者出身地への学生派遣プログラム2013の第2回参加者ガイダンスを実施しました。
 今回のガイダンスには、鳥取県での学生派遣プログラムに本学学生と共に臨む鳥取環境大学の学生3名が来校、またTV会議システムを利用し、同じく鳥取県での学生派遣プログラムに参加する鳥取大学学生3名もガイダンスに参加しました。
 まずは地域別に分かれ、グループワークを実施しました。鳥取県チームは、TV会議システムを利用し、鳥取大学の参加学生とグループワークを進めました。





 グループワークの後は、ガバナンス研究科 源由理子教授によるファシリテーション研修を開始しました。

 学生派遣プログラムでは、現地の自治体職員、地場産業に携わる人々をはじめとした地域住民との交流・調査・取材を通し「地域活性化への提言」を行います。このファシリテーション研修では、8月上旬から始まる現地フィールドワークに向け、議論の進め方やコミュニケーションの取り方などについて、演習を交えて学んでいきます。





【参加学生の声】
・傾聴することが大切だと感じた。意見をだしやすい場を作っていきたいと思った。
・“ファシリテーション”という言葉すら知らなかったので、今回の研修によってだいたいのイメージがつかめた。ゼミの話し合いの進め方に悩んでいたので、これから実践していきたいと思う。
・傾聴・否定しない・ファシリテーターをつくることで話し合いが上手く進んだことに驚いた。


 次回、7月13日(土)のガイダンスでも引き続き、ファシリテーション研修を行っていきます。

第1回参加者ガイダンスを実施しました





 6月15日(土)、創立者出身地への学生派遣プログラム2013の第1回参加者ガイダンス実施しました。今年度、参加学生が初めて一堂に会しました。

 全体オリエンテーションでは、須田地域連携推進センター長から本プログラムの趣旨説明及びプログラムに申し込んだ学生の意気込みを称賛するメッセージが述べられました。

【鳥取県】 【天童市】 【鯖江市】

 その後、学生は参加地域ごとに分かれてのガイダンスに臨みました。当日は、受け入れ自治体である鳥取県・山形県天童市・福井県鯖江市それぞれから職員をお招きしており、学生たちは直接現地の特長・課題点等についてのレクチャーを受けました。

 レクチャー終了後、早速、学生たちはグループワークを開始。レクチャーを受けての発見、興味を持ったこと、調査してみたいことなどについて、長時間にわたって意見を交わしました。


【参加学生の声】
・(自治体職員からのレクチャーを受けて、その地域について)PRできる部分は非常に多くあり、私たちができることは無限にあるような気がしてワクワクした。
・立場や学年が異なる方々と話せたことは大変おもしろかった。自分の何気ない一言が他の人の言葉でふくらんでいくのが楽しかった。
・講義だけでは得ることのできない実践を通じて、問題解決力の養成や様々な世代の人との関わりを通じてコミュニケーション力の養成もできるようにしたい。


 次回、7月6日(木)の参加者ガイダンスでは、プログラム参加にあたって必要となる「ファシリテーション」を身に付けるべく研修を行う予定です。


創立者出身地への学生派遣プログラム2013 始動

創立者出身地への学生派遣プログラム2013の募集を開始しました

募集要項

 2013年度募集要項  (※6月7日13:00で募集は終了しました)

創立者出身地への学生派遣プログラム2013 募集説明会

下記の日程で募集説明会を行います。 (※終了しました)
  5月24日(金)12:20~12:50 駿河台キャンパス リバティタワー14階 1146教室
  5月27日(月)12:20~12:50 和泉キャンパス 第1校舎4階 415教室
  5月28日(火)12:20~12:50 生田キャンパス 中央校舎4階 0308教室
  5月29日(水)12:20~12:50 中野キャンパス 高層棟3階 307教室
  5月30日(木)12:20~12:50 駿河台キャンパス リバティタワー13階 1135教室
  〈追加〉
  5月31日(金)12:20~12:50 和泉キャンパス 第1校舎3階 304教室
  〈追加〉
  6月 3日(月)12:20~12:50 和泉キャンパス 第1校舎地下1階 003教室
                    生田キャンパス 中央校舎4階 0415教室

※予約不要です。昼休み中の時間なので,昼食をお持込頂いてご参加ください。

お問い合わせ先

社会連携事務室

駿河台キャンパス
〒101-8301
東京都千代田区神田駿河台1-1
アカデミーコモン11階 
TEL:03-3296-4539 FAX:03-3296-4541
Email:social@meiji.ac.jp