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2013年度 創立者出身地への学生派遣プログラム

✤鳥取県でのプログラム(8月5日~6日、8月27日~30日)

 8月5日(月)~6日(火)及び8月27日(火)~30日(金)の計6日間、「創立者出身地・とっとり活性化プロジェクト」の事前調査、現地調査が行われました。鳥取県でのプロジェクトでは、鳥取県鳥取市の鹿野町、佐治町の2地域をフィールドとして、調査を行います。鳥取大学生3名、鳥取環境大学生3名も参加し、本学学生12名とあわせて、総勢18名が5グループに分かれてプロジェクトスタートです。

【現地事前研修(8月5日~6日)】

地域レクチャー 意見交換会風景 2地域合同で鳥取砂丘へ

○鳥取市鹿野町
 鳥取空港に到着した本学学生と2大学の学生は、鳥取市の用意したバスに乗換え、20分で鹿野町に到着です。本学では、2011年に留学生の日本体験プログラム、2012年の活性化プロジェクトを実施しており、3年連続での夏の鹿野町となります。
 この鹿野町では、3グループが活動します。本学学生にとっては事前勉強で調べてはいたものの初めての鹿野町であり、城下町の風情を残す町屋を見学しました。グループごとにテーマを絞って見学し、夜のグループワークでは、翌日の意見交換会に臨む準備をしました。2日目の午前中には、市役所担当者やNPOいんしゅう鹿野まちづくり協議会の方々との意見交換会を行いました。
○鳥取市佐治町
 鳥取空港から、バスで40分。岡山県との県境に位置する佐治町は、二十世紀梨の栽培や因州和紙の生産が主要産業であり、中山間地域に位置する町です。鳥取市と相談し、今年初めて学生の受入れを行ってもらいました。
 佐治町で活動する2グループは、耕作放棄地やさじアストロパークの見学を行いました。天気が雨模様で望遠鏡から星などは見られませんでしたが、自然豊かな資源を見て、学生たちから市役所の方への質問も沢山出ました。2日目の午前中には、市役所担当者や五しの里さじ地域協議会の方々との意見交換会を行いました。

 2日目の午後には、2地域の学生たちが集まり、鳥取市内見学を行いました。鳥取県が誇る観光地である鳥取砂丘や、新鮮な野菜や魚介が集まる賀露港の市場へ行き、全国から集まる観光客をどのようにしたら2地域まで足を延ばしてもらえるかを考えていました。

【現地調査(8月27日~30日)】

取材風景 市民参加バーベキュー 熟議風景

○鳥取市鹿野町
○鳥取市佐治町
 現地調査4日間の幕開けは、熟議から開始です。事前調査で聞いた内容をもとに再度プランを練ってきた学生たちは、質問をしてさらに理解を深めていきます。佐治町では、民泊体験を行い、それぞれの家庭で地域での暮らしに触れました。

 2日目には、午前中から調査・ヒアリング活動、夕方から2地域の学生が鹿野町に集まり、地域住民参加バーベキューを行いました。3日目も、各町内の調査・ヒアリング活動を実施。グループごとに効率よくまわることが出来るよう取材先などを考えていました。午後には、再び熟議を実施し、政策提言の内容を高めていきます。

 4日目、最終日のこの日は午後から中間発表会です。各地域とも、総合支所内の会議室において関係者・市民らがお集まりの中、各地域の課題解決にむけた政策提言を発表しました。発表後に受け、各関係者から講評をいただきました。

 10月20日(土)明治大学で行われるホームカミングデーでの成果報告会に向け、学生たちは政策提言をまとめていきます。
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