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【地域連携活動助成金】活動成果報告 2024年度

北海道仁木町におけるアグリ&ワインツーリズムを通じた地域活性化

代表者
中西晶(経営学部専任教授)
活動団体
中西晶ゼミナール(経営学部・経営学研究科)
活動目的
本活動は、2023年度地域連携活動助成金対象活動の継続であり、北海道余市郡仁木町の地域資源であるワイン産業が生み出す生産物の価値、ならびに経験価値の理解、地域ステークホルダーの共同体系の創出、集客効果のあるコンテンツ制作、ターゲットセグメントにおける地域ブランドの確立を目指し、以下の活動を引き続き実施する。
1) 経験価値の源泉であるワインの生産工程への参加・生産物の企画・デザイン・販売
2) 他の地域資源との組み合わせによる旅程先としての価値創出スキームの企画・経営
また、前年度の活動で抽出した課題(小規模ワイナリーの労働力確保、都市部の学生の関与のあり方など)について検討する。
活動成果
・仁木町でオーガニック・ワインを醸造している「ドメーヌ・イチ」と協働し、次年度に向けたカスタムクラッシュによるゼミオリジナルワインの製造・販売を目指す足がかりができた。
・現地での各大学との合同合宿において、収穫⇒除梗⇒搾汁作業を行うとともに、仁木町の魅力を知るためにフィールドスタディを行うなど、現地の状況を体感できた。
・現地合宿および中間・最終発表会にワイン愛好家の方を数名招待し、消費者側からの視点を教えていただけるなど、交流を深めた。
主な活動場所
北海道余市郡仁木町
連携地域・連携団体等
仁木町ワイナリー(ドメーヌ・イチほか)、合同会社仁木産業振興社、北海学園大学、札幌市立大学、東京理科大学(神楽坂・長万部)、東京経済大学、目白大学
活動期間
2024年 6月 6日 ~ 2025年 3月 31日
活動内容
6月6日 東京地区の4大学の学生と札幌地区の2大学をZoomで連携して2024年度キックオフ・ミーティング
7月27日 東京地区の4大学の学生による中間報告会(北海道地区の大学、仁木町関係者はZoomでの参加)。
(中間報告会を踏まえて、現地調査の準備)
10月5日~6日 現地での合同合宿。現地でのワイン収穫作業。フィールド調査。
10月~12月 各大学での研究発表(プレゼンテーション大会等)、現地作業への個別ボランティア。
2月27日 最終発表会(東京地区の4大学と札幌地区の2大学・仁木町関係者をZoomで連携)
3月 現地でのワインの瓶詰め・ラベリング作業。活動の振り返り、次年度に向けた検討