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社会連携・社会貢献

原発事故と放射能汚染、そして自然エネルギーへ

開催期間:2012年06月02日
明治大学

日本では絶対に有り得ないと宣伝されてきた深刻な原発事故が到頭、現実となりました。広範な国土の放射能汚染は多くの人達の職を奪い、生活の場を奪いそして健康も蝕みつつあります。原発の安全神話は無論のこと、クリーン神話や低コスト神話も広く信を失い完全に崩壊しています。放射能は人類と共存できないことを通じて、原発とも共存できないことは明白になっています。それでもなお電力不足等を理由に脱原発に踏み切れない現実も有ります。これで将来の安心・安全が保証されるでしょうか。ネイティブアメリカンは話し合いで問題を解決する際、その基準は7代先の子孫達にとってその決定が良か否かであると言われていますが、原発の温存はその点でどうでしょうか。
本講座では原発の本質を明らかにすると共に、当該問題に関し、自然エネルギー依存の可能性を明らかにすることでエネルギー問題の将来像を画くことを目的にしています。

  日 時 2012年6月2日(土)13:00~14:30(12:30開場)
  会 場 駿河台キャンパス リバティタワー地下1階1001教室
  料 金 一般:1000円 明大生、リバティアカデミー会員:無料
  申 込 満員御礼(定員に達しました。予約を締め切らせていただきます。ありがとうございます。)


講師紹介】
藤井 石根
(フジイ イワネ)
明治大学名誉教授・工学博士
1966年3月東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了、同年4月、同大助手に奉職、1972年明治大学助教授、同大教授を経て現在に至る。専門は熱工学で伝熱、エネルギー、環境関係の研究に従事、現在は環境、省エネ関係の学協会の会長など要職を務める。最近の著書は『エコ・エコノミー社会構築へ』(時潮社、2010)など。