明治大学震災復興支援センターは2月25日、千葉県浦安市にて地元中学校と連携して本学学生による学習ボランティアを開始しました。
浦安ボランティア活動拠点ではこれまでも地元小中学生の学習支援を行ってきましたが、このたび平成23年度文部科学省復興教育支援事業に選定され、新たな体制のもとで行われることになりました。
今回の支援では科目は苦手意識を持つ子が多い数学に限定し、より高い効果の向上を目指します。授業は経験豊富な元中学教諭の児玉恵美子先生が担当してくださることになり、学生たちは補助教員として中学生を指導しました。この日会場の地元公民館には、市立入船中学校から20名の生徒が集まり、正負の数の計算と文字式の学習が行われました。学生は全員が授業についていけるようにサポートしていくので、当初基本的な計算ができなかった生徒も、授業終了後には応用問題が解けるようになっていました。中学生の反応も「優しくてよくわかった」「大学生のほうが質問しやすい」と好評でした。
参加した学生は「中学生の多くが持っている数学苦手意識を克服し、得意科目に転化してあげたい」と意欲を見せていました。
今後、3月についてはほぼ毎週末開催する予定です。
※この取り組みは下記ホームページでも紹介されておりますので、ご覧ください。
▼ヨミウリオンライン「明大生が学習ボランティア」
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20120228-OYT8T00624.htm