2004.10.26制定
明治大学(以下「本学」という。)は,1881年の創立以来,その長く輝かしい伝統に裏付けられたわが国有数の私立大学として,日本のみならず世界の各界で活躍する幾多の有為な人材を輩出してきている。21世紀の現在においても,本学に対するその役割と期待はますます大きくなっている。このため,本学の建学の精神である「権利自由」「独立自治」を引き継ぎ,実学を重視した「個を強くする大学」として,また,「都心型大学」としての特長を活かして,その使命と責任を果たす必要がある。
本学は,人文科学・社会科学・自然科学の各分野における研究基盤から生まれる高度で先進的な研究成果を,学外研究機関との交流をはじめ,民間企業,国,自治体やその地域社会等に速やかに還元し,平和で豊かな社会を創造することを理念としている。よって,本学は,「社会連携」を「研究」と「教育」に加えて本学の重要な使命として明確に位置付けるとともに,これに本学教職員等が一致協力して取り組み,大学の社会的責任を果たす必要がある。
本学は,上記の社会連携活動を進めるに当たっての基本姿勢及び倫理に関わるポリシーを明らかにするため,「明治大学社会連携ポリシー(以下「本ポリシー」という。)」を定め,これを学内外に公開する。
本学の教職員等は,本ポリシーに定める事項を十分に理解して,円滑に社会連携活動を推進し,本学と学外諸機関との幅広い交流を進め,相互交流による刺激が大学,産業界等の活性化にとどまらず,広く社会の発展に寄与するよう努めなければならない。