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教員からのメッセージ 機械工学科

機械工学科

自らの手を動かす体験が、答えのない挑戦への第一歩 澤野 宏 准教授



 今、世の中には情報が溢れています。インターネットで誰もが手軽に情報を入手できる一方、得た内容で理解したつもりになりがちではないでしょうか。本物の知識とは、情報を自らの体験やほかの知識と照らし合わせて初めて身につくものです。理学は、自分なりの答えを導き出す問題解決力とハイレベルな技術力を習得し、身の回りの物事や自然現象への真の理解を究める学問です。知識や経験がつながっていく喜びを、ともに経験しませんか。
自分で考え実現する力  石田 祥子 准教授



 授業の「材料力学」では、身の回りにある力学現象の例を交えながら、理論的な思考力と、問題解決能力を養います。大学での学びで重要なのは、与えられた課題をこなすことではなく、未知の問題に取り組み自ら考え答えを導き出すこと。それは研究に限ったことではなく、社会に出てからも同じです。壁にぶち当たったときは、自分で答えを見つけ出さなくてはなりません。私の授業がそのための一歩となれば幸いです。
ホットでクールな学生を求む!  黒田 洋司 教授



 月や惑星表面を自律探査するローバ、海上や水中を自律航行する移動ロボットなどをより遠くへ、より賢く動かすにはどうすれば良いかを研究しています。そのために、ロボットのメカニズム、電子回路、アクチュエータ、さらにセンサデータ処理や通信・制御ソフトウェアも独自に開発して実験を行っています。これらのうちどれが欠けてもロボットは動きません。ものを作って実験をすることは本当に大変で、仲間と協力し、情熱を持って取り組まなくてはとてもできません。その一方で、研究の方針を見定め、理論を構築するには数学や物理学の知識と共に冷静で理的な思考能力が要求されます。移動ロボットの研究をするには、ホットでクールでなければならないのです。我こそは、という元気の良い学生にぜひチャレンジしてみて欲しいと思います。
理工学部