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明治大学ボランティアセンター

東日本大震災に伴うボランティア活動について【最新】

2011年04月11日
明治大学


                                   2011年4月11日
                               明治大学ボランティアセンター
 学生の皆さんへ
 
          東日本大震災に伴うボランティア活動について【第2報】
 
 地震発生から約1ヶ月が経ちました。この間にも被災地の状況は日々変化しています。
 ボランティアのニーズはこれから長期にわたります。正確な情報を収集し,自分ができることを,
自分ができる時に,無理のない範囲で行ってください。
 
 現段階における大学としての取組み及び学生の皆さんがボランティア活動をするにあたっての注意
事項をお知らせします。
 
【明治大学の取組み】
<義援金の募集>
 明治大学では,このたびの東日本大震災による被災者に対して支援を行うため,義援金を募集して
います。趣旨にご賛同いただけるすべての方々のご協力をお願いします。
 「明治大学東北関東大震災被災者救援義援金」は,明治大学募金室を通じて,日本赤十字社の「東
北関東大震災義援金口座」に拠出します。
 「明治大学被災学生支援義援金」は東日本大震災で被災した本学学生(新入生含む)への奨学金等
に組入れます。
 詳しくは次のホームページをご参照ください。
 http://www.meiji.ac.jp/koho/hus/html/1301633116.pdf
 
【明治大学ボランティアセンターの取組み】
<情報収集>
 ボランティアセンターでは,被災地支援ボランティアに関する確実で信頼できる情報を収集してい
ます。準備が出来次第,学生の皆さんに提供していきます。
 
<募金活動>
 ボランティアセンターでは,各キャンパス内で「明治大学東北関東大震災被災者救援義援金」の募
金活動を行っています。募金活動はボランティアセンターに協力の申し出があった学生が実施してい
ます。
 募金活動を希望する学生は各キャンパスのボランティアセンターに相談してください。
 
<ボランティア講座>
 ボランティアセンターでは,被災者支援に関するボランティア講座の開催に向け準備を進めていま
す。開催が決まり次第,ホームページでお知らせします。
 
【ボランティア活動にあたっての注意事項】
 大学とは無関係に,個人・団体でボランティア活動を行う場合も,安全面への配慮などに十分注意
して活動することが必要です。
 
<正確な情報収集を>
 被災地が広範囲に及び,被災の状況も異なるため,ボランティアの受け入れ状況やボランティアに
求められる役割が地域によって大きく異なります。どの地域でどのようなボランティアを募集してい
るのか,事前に正確な情報を入手した上で活動に取り組むようにしてください。
 また,ボランティアを希望しても,希望者が多いため参加できないこともあります。ボランティア
活動は長期にわたりますので,今すぐ参加できなくてもあせらずに,次の機会に参加してください。
 
<自己責任>
 ボランティア活動では,自分の安全は自分で守ることが前提です。被災地,避難所等に出向くにあ
たり往復の交通,現地での宿泊,食事等は自ら確保しなければなりません。被災地で事故なくボラン
ティア活動を行うためには,相応の準備が必要です。
 ボランティア活動は現地に出向くだけではなく,現在の居住地でできる後方支援もあります。
 無理な活動をして事故を起こしたり,自らが健康を害してしまうことがあれば,被災地・被災者に
迷惑を掛けることにもなります。
 自分の気力,体力,技量を考え,『自分にできること』を無理なく行いましょう。
 また,ボランティア活動を始める前に,家族の了解を得ておくこと,活動内容,場所,期間などを
伝えておくことも重要です。
 
<グループでの活動を>
 個人での活動はできることが限られ,往々にして危険も伴います。ボランティアリーダーやコーデ
ィネーターのしっかりした団体が企画するプログラムに参加してください。参加する団体が信頼のお
ける団体か,十分に確認してください。なかにはボランティア活動を装った反社会的な団体もありま
す。
 
<保険への加入>
 自らの安全だけでなく,活動中に他者をケガさせてしまったり,物を壊してしまったりすることも
あります。期間の長短,活動内容の難易度に関わらず,ボランティア活動の前に「ボランティア保険
(天災タイプ)」に加入してください。「ボランティア保険(天災タイプ)」には最寄りの社会福祉
協議会が運営するボランティアセンターで加入できます。
 
<募金活動にあたっての注意>
 募金活動を希望する学生は,なるべく明治大学ボランティアセンターの募金活動に参加してくださ
い。
 個人(特に単独)での募金活動はトラブルのもとですので避けてください。
 サークル等の団体で行う場合も,街頭募金において,詐欺や暴力等の犯罪行為も発生しており,振
込先の選定や募金活動のマナーなどにも十分な配慮が求められます。場所によっては募金活動の申
請・届出が必要になり,地域住民の方々のご理解を得ることも大切です。以下の点に十分に注意して
ください。
・自分たちが何の団体なのか,日頃どんな活動をしているのか伝えられるようにパンフレットやHP
 などを用意して,提示しましょう。自分の身元や属性を明らかにしましょう。
・募金者から聞かれても,個人情報を安易に教えることはやめましょう。
・寄付先はどこか,何に使われるのか,はっきりさせて掲示しましょう。
・振込先,募金金額,振込日,どのように使われ,どのような反応があったか公式HPなどで公開し
 ましょう。
・トラブル対応や,質問対応など,何を聞かれても,全員が同じ説明をできるように,意思統一しま
 しょう。
・3人以上でまとまって行動しましょう。
・周囲に迷惑にならないよう,声を張り上げての呼びかけや,道を占領した呼びかけは避け,目で見
 て判るように明示し,質問にはきちんと対応しましょう。
・募金の使われ方をしっかり確認し,知名度に頼らず,信頼できる機関に寄付をしましょう。
  
<関連ホームページ>
 ボランティア活動に関する留意事項,各地のボランティアセンターの開設状況,ボランティア募集
情報などは,次のホームページを参考にしてください。
 
 全国社会福祉協議会 
 http://www.shakyo.or.jp/hp/index.php?s=1
                                         以 上