パラリンピックについてのレクチャー
ボッチャに挑戦する学生たち
ジャックボールとの距離を確認して勝敗を決定
シッティングバレーの試合の様子
12月9日(土)に、和泉体育館にて、パラリンピック競技「ボッチャ」「シッティングバレー」の体験会を行いました。当日は、企画に協力した学生団体「おりがみ」メンバーによるレクチャーから開始。スポーツは言語や文化を超えてつながれるツールであることや、もともと、パラリンピックの競技はリハビリのために生まれたスポーツが多く、身体の制限を超えて老若男女がともに楽しめるスポーツであることなどを話してくれました。
その後、自己紹介やチーム分けなど、アイスブレイクの時間をとり、競技の体験に移りました。「ボッチャ」は、自分のボールをいかに基準となる白いボール(ジャックボール)に近づけるかを競う、カーリングと似た競技です。ボールを単に投げて近づけるだけでなく、転がしたり、相手のボールやジャックボールに当てて飛ばしたり、と戦略次第で一気に形成が逆転します。参加者の明大生は、性別・学年や所属など様々な顔ぶれでしたが、コミュニケーションをとり戦略を相談しながら段々と距離が近づきました。また、和泉ボランティアセンターのスタッフも一緒に参加しましたが、年齢やスポーツ経験の有無も関係なく一緒に楽しむことができ、まさに最初のレクチャーの言葉通りだと感じました。
「シッティングバレー」はバレーのルールに近く、すぐに親しむことができましたが、ボッチャと比べると運動歴の有無による差が出やすく、不得意なメンバーにはルールを柔軟に変えて、楽しむことに重点を置いて行いました。
2020年開催のオリンピック・パラリンピックに向けたボランティアセンターとしてのイベントは、今回が初めての開催でしたが、競技に親しみが湧くことはもちろん、学生同士の交流の時間にもなりました。2018年度以降も、様々なパラリンピック競技を知る機会を設けていきたいと思います。