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明治大学ボランティアセンター

【ボランティアセンター】オンライン版「あすチャレ!Academy」を開催しました

2021年05月31日
明治大学 ボランティアセンター

講師の山本恵理さん(パラ・パワーリフティング女子55kg級日本記録保持者)講師の山本恵理さん(パラ・パワーリフティング女子55kg級日本記録保持者)

"明日チャレンジしたいこと"を掲げて記念撮影

ロールプレイ~障がいのある方への声のかけ方ロールプレイ~障がいのある方への声のかけ方

2021年5月13日(木) 日本財団パラリンピックサポートセンターがプログラム提供するダイバーシティ研修「あすチャレ!Academy」を日本財団学生ボランティアセンターの協力のもと開催しました。
ZOOMを使ったオンラインで行い、4キャンパスから24名の学生・スタッフが参加しました。

講師はパラアスリート(パラ・パワーリフティング)の山本恵理さんで、グループワークや山本さんの体験談、スタッフの方のロールプレイや質問タイムなど形式を変えながら笑いを交えた楽しい研修が行われました。

グループワークでは、各グループで話し合った内容を発表しあいながら、山本さんのわかりやすい喩えに参加者全員が大きく頷き、「障がい」に対する考え方や、多様性を受け入れることの芯を学びました。

スタッフの方のロールプレイでは障がいのある方への声のかけ方を学びました。障がいに合わせたコミュニケーション方法を学び、参加者からは「いまこの瞬間から、実践しようと思います。」との声が上がりました。

最後は参加者みんながそれぞれ、明日チャレンジしたいことを紙にかいて掲げました。
それぞれのパソコンの画面には参加者みんなの笑顔と明日チャレンジすることが溢れての終了となりました。

 
終了後のアンケートより
 
~最も印象に残っていること、心に残った言葉~
・選択肢の大切さ ・自分の意志を持つ ・迷ったら楽しいと思うことを選択する
・山本さんのおっしゃっていた、「障がいをなくすために必要なことが選択肢を増やすこと」という解釈がとても素敵な言葉だと思い、印象深かったです。私もその考え方を自分の中に吸収したいと思いました。
・今までは単にコミュニケーションが取れれば助け合えると思っていましたが、コミュニケーションを取ったうえで何が同じで何が違うのかということを理解しあい認めあえることが大切だという言葉にはっとさせられました。
~良かった点~
・山本さんが明るい方で聞きやすかった。
・こえが聞き取りやすかった、知識レベルに関わらず丁寧に教えてくれた!体感できることもあってためになった!
・自分の知らなかったことを知れてこれからの行動の選択肢が広がった。
・「障がい」に関する物事のとらえ方・考え方に対する視野を広げることができた。
・パラリンピックの動画を見れたこと、知れたこと(感動してうるうるしてしまいました)
 
 
学生の体験談
商学部 大和田 優希
「あすチャレ!Academy」ではパラアスリートの山本恵理さんがわかりやすく説明してくださいました!
障がいをもつ方の生きづらさや実際に助かる声かけなどを教えて下さいました。
下肢障害の方は足のプッシュ型消毒液を利用することができない、狭い店内には入ることができない。段差のない温泉のはずなのに車椅子で脱衣所に入ってはいけない。など日常の中で私には気づきづらい生きづらさや理不尽な事を知りました。
アルバイトや通学途中でお声をかけるか悩んだ過去がありましたが、今回正しい知識を得ることができたので次回から見かけたら声をかけてみようと思います!
またこの研修では障がいについて知ると同時に参加者自身の生きづらさと向き合い挑戦する気持ちにもさせてくれます。「明日へのチャレンジ」というこの研修名の由来にも表れていますよね!身体的な不自由を感じることは少ないかもしれませんが精神的不自由はすべての人が感じ、皆何かしら努力や挑戦をして生きているのだと思うことができました。
この研修を経て生きやすい世の中は私達一人ひとりの行動や意識から始まると改めて感じました。内容面でも雰囲気面でも参加してよかったと感じています。少しでも興味があれば参加してみてください!
 
お問い合わせ先

生田ボランティアセンター

044-934-7547

Email:mvcikuta # meiji.ac.jp(#を@に代えてください)