地域産学連携研究センター（センター長=小田島仁司理工学部教授）は、2022年12月22日に第１回「起業・創業セミナー」2022を開催しました。これまで地域のベンチャー企業など中小企業を対象に経営支援セミナーを毎年開催してきましたが、コロナ禍による活動制限のため、今回は３年ぶりのセミナー開催となりました。
セミナーは「大学発スタートアップ（起業や新規事業の立ち上げ）と創業支援」をテーマに、生田キャンパスの会場とオンラインのハイブリッド方式で開催されました。小田島センター長によるあいさつで開会し、宮田憲一経営学部准教授による「第１回明治ビジネスチャレンジの目指すもの」、日本政策金融公庫の佐藤俊太氏による「金融機関から資金調達できる創業計画書とは」、川崎信用金庫の樋田健氏による「創業支援のこれまでとこれから」と講演が続き、日本政策金融公庫の辻井拓也氏を進行役として、講演者全員によるパネル討議「大学発スタートアップと創業支援」が行われました。討議は参加者からの事前質問に応える形で展開し、登壇者らの熱意溢れる議論が展開されました。
開催後のアンケート結果は好評で、次回開催を希望する意見が多数寄せられました。約70人の参加者のうち、その大多数が学部生・大学院生で、さまざまな学部・学年から参加があり、明大生の「大学発スタートアップ」への関心の高さがうかがえる機会となりました。
日本でもスタートアップ育成の機運が高まる中、今後他大学や地域内団体とのネットワークを強化し、明治大学の知を活用した起業・創業活動を強化推進していく予定です。
【講演内容】
| 1 |
第１回明治ビジネスチャレンジの目指すもの |
明治大学 経営学部 宮田憲一 准教授 |
| 2 |
金融機関から資金調達できる創業計画書とは |
日本政策金融公庫 国民生活事業 南関東創業支援センター 上席所長代理 佐藤俊太 |
| 3 |
創業支援のこれまでとこれから |
川崎信用金庫 お客さまサポート部 審査役 樋田健 |
| 4 |
大学発スタートアップと創業支援 |
ファシリテーター:日本政策金融公庫 国民生活事業 南関東創業支援センター 所長 辻井拓也 |
詳細はこちら（
セミナーちらし）をご確認ください。
【開催形態】
ハイブリッド開催
