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明治大学史資料センター

明治⼤学校歌〈幻〉のフレーズ復活ドキュメンタリーなど  「明治⼤学校歌制定100年」を記念する各種映像を公開

2020年11月16日
明治大学 博物館事務室(大学史資料センター担当)

「明治⼤学校歌の原型を聴く」 監督の守屋健太郎⽒「明治⼤学校歌の原型を聴く」 監督の守屋健太郎⽒

同作でナレーションをつとめた 三ツ⽮雄⼆⽒同作でナレーションをつとめた 三ツ⽮雄⼆⽒

 このたび、明治大学史資料センター(所長 村上一博法学部長)では、明治大学校歌制定100年を記念し、明治大学校歌が制定された時代をたどるオンライン講演及び演奏動画を制作公開するとともに、映画監督・守屋健太郎氏(法学部1992年卒)制作のミニドキュメンタリー「明治大学校歌の原型を聴く」を公開しました校歌100周年(明治大学第23回ホームカミングデー特設サイト内))。

○「明治大学校歌の原型を聴(守屋健太郎監督作品)

明治大学校歌には現在歌われていない〈幻〉のフレーズがありました。日本を代表する作曲家・山田耕筰(1886-1965 当時は「耕作」)の校歌自筆譜(明治大学図書館蔵)に基づく再現演奏及び歌唱と関係者インタビューをとおして、100年前の「校歌誕生」の秘密に迫ります。
 ナレーションは声優・マルチクリエイターの三ツ矢雄二氏(文学部1979年卒)がつとめています。
 再現演奏及び歌唱にはピアニストの土山亜矢子氏と明治大学グリークラブOB会(渡辺利雅会長)があたりました。そして、土山氏・渡辺OB会長に加え、村上センター所長、飯澤文夫センター研究調査員、山田耕筰研究家(株式会社クラトーン)の久松義恭氏から、校歌の多様な側面と、山田耕筰の校歌にかけた思いに光を当てるコメントを頂いています。
 また映像内の校歌レコーディングプロデューサーは田中正氏(ハピネスレコード社長 経営学部1992年卒)がつとめました。美しい映像にハイクオリティな音源が収録された校歌演奏・歌唱にぜひご注目ください!

オンライン講演「明大校歌:歌い継がれて100年」

明治大学校歌の誕生と関係者をめぐる2本のオンライン講演会を公開しました。明治大学校歌の成立と歴史を深く知りたい方にぜひお勧めします。
 村上明治大学史センター所長による校歌から見た明治大学の原風景では、日本における大学校歌の歴史を紹介しながら、作詞者の詩人・児玉花外(1874-1943)の業績と詩魂をたどっています。

 飯澤文夫同センター研究調査員による校歌どのようして生まれたかでは、明治大学校歌成立までの道のり、校歌制定のために奔走した学生たちと作詞・作曲に携わった関係者たちの情熱、そして今も愛唱される校歌の「現在」を紹介します。

○校歌初演サークルによる実演─1920年から2020年まで
 1920(大正9)年1028日、明治大学校歌を初演した明治大学ハーモニカソサエティは現存する明治大学最古の音楽サークルです。
 同サークルのOGであり、プロハーモニカ奏者として活躍する寺澤ひろみ氏(文学部卒)による複音ハーモニカでの校歌演奏は、初演当時のハーモニカの演奏技法を再現した貴重なものです。
 またハーモニカソサエティー現役生寺澤によるリレ演奏も「校歌100年」を展望するものとなっています。
 
 センターが公開した校歌の歴史にまつわる映像をとおして、明治大学校歌の誕生とその意義を再認識していただくきっかけとなれば幸いです。

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博物館事務室(大学史資料センター担当)

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明治大学 学術・社会連携部博物館事務室 大学史資料センター
1-1,Kanda Surugadai,Chiyoda-ku,Tokyo,101-8301 Japan

電話 03-3296-4448
FAX 03-3296-4365

当センターでは、明治大学史に関する資料を広く収集しております。
明治大学史関係資料や各種情報等がございましたら、どのようなことでも結構ですので、上記までご一報くだされば幸いです。

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