国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業「さきがけ」に,本学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の五十嵐悠紀専任講師による申請課題が採択を受けました。
【事業の目的・概要】
戦略的創造研究推進事業は,国が設定した戦略目標の達成に向けて,推進すべき研究領域をJSTが定め,科学技術イノベーションを生み出す革新的技術のシーズ創出を目指した戦略的な基礎研究を推進するものです。「さきがけ」は,その中でJSTが定めた研究領域と研究総括のもと,申請者自らが研究課題を推進する個人型研究事業です。
今回の研究提案募集(第2期)では,2016年6月1日~7月27日に2つの研究領域で研究提案が募集されました。研究領域「社会と調和した情報基盤技術の構築」では全体で76件の応募があり,厳正な書面及びヒアリング審査を経て,以下の課題を含む11件が採択されました。
本研究課題は,モデリングと呼ばれる数理的手法を用いて,手芸や工芸などのクラフトを対象にした創造的作業の知的支援システムの構築を目指すものです。
【採択課題について】
戦略目標 :・人間と機械の創造的協働を実現する知的情報処理技術の開発
・分野を超えたビッグデータ利活用により新たな知識や洞察を得るための革新的な情報技術およびそれら
を支える数理的手法の創出・高度化・体系化
研究領域 : 社会と調和した情報基盤技術の構築
研究総括 : 安浦寛人 九州大学理事・副学長
採択課題 : 手芸・工芸のための対話的な形状デザイン手法
研究担当者: 総合数理学部先端メディアサイエンス学科 専任講師 五十嵐悠紀
研究期間 : 2016年度~2019年度(予定)
【関連情報】
<配分機関>
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST):
http://www.jst.go.jp/
採択課題一覧:
http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/news/2016/161118/161118presto.pdf
<本学研究室>
五十嵐悠紀専任講師のホームページ:
http://www.geocities.jp/igarashi_lab/index-j.html