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研究・知財戦略機構

陳光誠氏講演会を開催します

開催期間:2017年10月29日
明治大学 研究・知財戦略機構

明治大学現代中国研究所は、来る10月29日(日)、駿河台キャンパスにおいてアムネスティ日本との共催で、中国の人権活動家・陳光誠(ちん・こうせい)氏をお招きして講演会を行います。


「不屈力」
亡命から5年、盲目の人権活動家が語る。

今から5年前、自宅軟禁に置かれていた陳氏が当局から弾圧され、決死の思いで自宅から、そして中国から脱出したニュースは世界中が注目しました。目が不自由であることを理由に差別を経験した陳氏は独学で学んだ法律を武器に、障がい者や女性の支援に取り組んでいました。しかし「一人っ子」政策のもとで、女性たちが強制的に堕胎させられている事実を告発しようとしたため、当局から迫害を受けるようになったのです。

講演では、陳光誠氏ご自身のこれまでの経験と支えてくれた人たちのこと、さらに中国における人権弾圧の実態を語っていただきます。

【会場】明治大学駿河台校舎アカデミーコモン2階 A1~A3
【日時】2017年10月29日(日) 14:00~17:00(13:30受付・開場)
【無料・要申込】申し込み先:アムネスティ・インターナショナル日本 担当・山下瑛梨奈 
Tel: 03-3518-6777 E-mail: yamashita@amnesty.or.jp

【陳光誠(ちん・こうせい)氏プロフィール】
1971年中国山東省生まれ。生後まもなく病気で失明。18歳で小学校に入るまで正式に教育を受けたことはなかった。その後、大学に進学して指圧を学ぶ。独学で習得した法律の知識を活かし、「はだしの弁護士」として活動。水質汚染問題や障がい者への不当な待遇に対して訴訟を起こすなど、権利擁護運動に取り組む。「一人っ子」政策で強制的に堕胎させられた女性たちを支援したために当局の怒りを買い、脅迫を受け、自宅軟禁を強いられる。2012年、山東省の自宅から北京に脱出し、米国大使館へ保護を要請。その後、中国と米国両政府の交渉によって渡米が認められた。2007年、アジアのノーベル平和賞と呼ばれる‟マグサイサイ賞"を受賞。

【ファシリテーター:城山英巳(しろやま・ひでみ)さん プロフィール】
1969年三重県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、時事通信社入社。早稲田大学大学院修士課程修了。2011年から2016年まで2回目となる北京特派員を務める。中国駐在は計10年に及ぶ。2016年5月から時事通信社外信部編集委員。近著に『中国 消し去られた記録 北京特派員が見た大国の闇』(白水社)。著書に『中国臓器市場』(新潮社)、『中国共産党「天皇工作」秘録』(文春新書、第22回アジア・太平洋賞特別賞受賞)、『中国人一億人電脳調査』(文春新書)。14年に戦後日中外交史などの報道で13年度「ボーン・上田記念国際記者賞」受賞。

【個別取材可能日】10月19日・10月20日・10月25日・10月26日・10月27日 
●個別取材のお申込み・詳細は、
アムネスティ・インターナショナル日本 担当・山下瑛梨奈 
Tel: 03-3518-6777 E-mail: yamashita@amnesty.or.jp

<講演日程> 
10月19日 FCCJにて記者会見(調整中)/10月21日 札幌講演/10月22日 盛岡講演/10月28日鎌倉講演/
10月29日 東京講演/11月1日 徳島講演/11月3日 広島講演/11月4日 大阪講演/11月5日 名古屋講演