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研究・知財戦略機構

講演会「ヨーロッパ内外での、人権実現におけるヨーロッパ人権裁判所の役割」を開催します

開催期間:2018年10月27日
明治大学 研究・知財戦略機構

人口8億人を擁する「ヨーロッパ」という地域において、ヨーロッパ人権裁判所は、日々、様々な人権問題に取り組み、「判決」(47加盟国を拘束)という形で答えを出しています。拷問や長期の拘禁、構造的差別、テロリズム対策法による人権制約、信教の自由、受刑者の選挙権、LGBTIの権利、尊厳死・安楽死の問題等、世界でもっとも多様かつ困難な人権問題を扱う裁判所といっても過言ではありません。このような存在は、人権の実現にどのような役割を果しているでしょうか。そして、Judge Hüseynovが様々な国際機関で人権に取り組まれてきた幅広い経験は、裁判所と裁判所以外の役割についても重要な知見をお持ちです。

日時:2018年10月27日(土)15時~17時
場所:明治大学 リバティタワー 13階 1136教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.htm
司会:小畑郁(名古屋大学教授)
使用言語:英語(要旨通訳付き)
※参加費無料(事前予約不要)

講演者:Judge Lətif Hüseynov(ヨーロッパ人権裁判所判事)
プロフィール:現在、ヨーロッパ人権裁判所判事(2017年から)。バクー国立大学法学部国際公法教授のかたわら、国連人権理事会諮問委員会委員(2008-2014年)、拷問および非人道的または品位を傷つける取扱いまたは処罰を防止するためのヨーロッパ委員会(CPT)委員(2004-2011年)ならびに同委員会委員長(2011-2015年)、ベニス委員会〔法による民主主義のためのヨーロッパ委員会〕委員(2003-2016)等を歴任。 

お問い合わせ先

明治大学グローバルフロント10階410L 江島晶子(明治大学教授・科研費基盤研究A研究代表)

Email:globalconstitutionalism@gmail.com