【概要】
国際武器移転史研究所では「アジア諸国における軍事的自立化の研究」を研究課題のひとつとして、 昨年12月には韓国と台湾から研究者を招聘してシンポジウムを開催しましたが、 今回は新たにインドから気鋭の経済史家アパラジス・ラムナス(Aparajith Ramnath)先生を講師にお呼びしました。 インド最大の兵器製造メーカーであるヒンダスタン航空機製造会社(Hindustan Aeronautics Limited:HAL)の成立を、 国際的な武器移転・技術移転やインド科学大学院大学(Indian Institute of Science:IISc)等との関係に注目して、多角的に論じていただきます。
(PDFのチラシは、こちらをご覧下さい)
【日時】
2019年6月4日(火)18:30〜20:30(18:00開場)
【場所】
明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント17階 C6会議室
101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
明治大学駿河台キャンパス アクセスマップ
明治大学駿河台キャンパス キャンパスマップ
【言語】
英語
【参加費】
無料
【プログラム】
18:30-19:30 講演 アパラジス・ラムナス(インド・アーメダバード大学)
19:30-19:40 コメント(1) 横井勝彦(明治大学)
19:40-19:50 コメント(2) 渡辺昭一(東北学院大学)
19:50-20:00 休憩
20:00-20:30 質疑応答
司会 竹内真人(日本大学)
【講演者プロフィール】
アパラジス・ラムナス:アーメダバード大学助教、専門は南アジアにおける科学・技術・産業の発達史、 イギリスのオックスフォード大学(MS)とロンドン大学インペリアル・カレッジ(PhD)を修了後、2013年から2017年までコーリコード経営大学院(IIM)助教、 主著は、
The Birth of an Indian Profession: Engineers, Industry, and the State, 1900-47 (Oxford University Press, 2017)。 現在は、技術者・行政官・テクノクラートとして戦前のインドの重工業化に大きく貢献したヴィスベスバラヤ (Sir M. Visvesvaraya , 1861-1962)の業績、とりわけ日本からの影響に注目して、単著を執筆中。