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社会連携・社会貢献

【地域連携】大船渡市連携講座全4回が終了しました

2022年12月21日
明治大学 社会連携事務室

「金融リテラシー底上げの鍵は、キャッシュレスにあり」:カメラを通しての質疑応答の様子「金融リテラシー底上げの鍵は、キャッシュレスにあり」:カメラを通しての質疑応答の様子

「人を大切にする働き方・働かせ方」:グループディスカッションも行いました「人を大切にする働き方・働かせ方」:グループディスカッションも行いました

 明治大学と岩手県大船渡市の連携講座が12月7日に全講座終了しました。 2022年度は2講座、全4回が開催され、講師はZoomによるリアルタイム配信で講義を行い、大船渡市内の高校生や社会人が会場のカメリアホールで受講しました。

 明治大学政治経済学部 教授 小早川 周司氏が講師を担当した「金融リテラシー底上げの鍵は、キャッシュレスにあり」では、26名が受講。第1回では歴史を振り返りながら貨幣を支える仕組みを、第2回では政策や国民性により異なる海外のキャッシュレス決済の利用状況や、新たなサービス「ことら送金」、2023年4月に導入されるデジタル給与制度などについて解説しました。講師は「様々なキャッシュレス決済手段が登場していく中、好奇心を持ちながら自らのニーズにあったサービスを選択していくことが重要」とまとめました。
 受講者からは「改めてお金の持つ意味やありがたみが理解できた」「世の中の流れについて行くためにより一層学びが必要と感じた」といった感想が寄せられました。

 明治大学先端数理学インスティテュート研究員 安部 博枝氏が講師を担当した「50代からの自分再発見と未来キャリアの作り方」では、16名が受講。「自己理解」を中心に、これまでのキャリア(=人生)を振り返り、自分自身の大切にしたい価値観や強みを明確にしながら自分年表を作成し、未来へのキャリアプランを考える講座となりました。
「小さいことの積み重ねが大事。まず何をしたいか、なぜ達成したいのか。本当にやりたいことは何かをよく考えて、小さいことから行動としてまずやっていって欲しい。今回の講座が人生を豊かにするきっかけにつながれば。」と講師より受講者へエールを送りました。
 アンケートでは「自分では気づかない良い点、変えてみようを思う点を見つけることができた」「自分で考え決断することが大事。人から与えられる物より大きな財産である」「グループディスカッションでの交流が良かった」などの声が寄せられました。

【令和4年度 大船渡市連携講座】
「金融リテラシー底上げの鍵は、キャッシュレスにあり」
(講師:明治大学政治経済学部 教授 小早川 周司氏)
・第1回(11/16):お金とは何か?
・第2回(11/22):キャッシュレスとどう付き合うか?

「50代からの自分再発見と未来キャリアの作り方」
(講師:明治大学先端数理学インスティテュート(MIMS)研究員 安部 博枝氏)
・第1回(11/30):満足する人生を送るために
・第2回(12/7):ワクワクするキャリアプランを描く