Go Forward

震災等復興活動

本学が採択された文部科学省復興教育支援事業が完了します

2013年03月12日
明治大学 震災復興支援センター

最後の「復興教育開発実施委員会」で、今後の活動の継続と協力を約束しました最後の「復興教育開発実施委員会」で、今後の活動の継続と協力を約束しました

 文部科学省「復興教育支援事業」に採択を受け、浦安市立入船中学校と連携して行ってきた「復興支援人材を育成する正課外を通じたキャリア教育支援」がこの3月で完了します。明治大学震災復興支援センター浦安ボランティア活動拠点をベースに、大学生が入船中学校の復興教育を次のとおりサポートしてきました。

1 2011年度から震災で復興を目指す東北の商品を、同じく大きな被害を受けた浦安で学生が販売しており、その販売にインターンシップの形で中学生が参加しました。

2 震災の影響で中学校が休校となったため、学習が遅れた分を取り戻すための補習「入船数学支援塾」に、学生が補助教員として参加しました。

3 震災への対応に追われてストレスのたまった入船中学校教職員の方を対象に、セルフケア講習会を開きました。

4 震災の爪痕が残る中学校周辺の清掃のために開催された地域美化活動に学生が参加し、中学生と入船中学校区の自治会の方と協働しました。

 このように、多くの機会で、大学生と中学生が連携し、復興の努力をしてまいりました。その結果、入船中学校は、2年連続で浦安市より浦安市善行表彰を受けました。2011年度は被災地サポートマルシェでのボランティア活動が、2012年度は地域美化活動が表彰されました。2年連続でこの表彰を受けた中学校は珍しく、復興教育支援事業の成果の一つだと考えられます。

 3月2日に最後の「復興教育開発実施委員会」を入船中学校で開催し、今後の活動の継続と協力を約束しました。
 入船中学校を含め、浦安市の一日も早い復興をお祈り申し上げます。