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文学部の語学教育

英語

これからの時代、英語はますます必要に
 英語に限らず、外国語学習の目的はもちろんその言語を使えるようになることです。それはしかし、その外国語で簡単な挨拶ができればよいということではありません。外国人と知的な会話ができるくらいに語学力を高めることが究極の目標です。そのためには相手の文化や歴史について相手に負けないくらいの教養を身につけることも大切です。その上で、実際にその言語を聞き取り、それに対応して話せるようにする訓練が必要なのです。
 英語習得は国際人への第一歩です。多国籍企業やインターネットの時代、英語は世界の共通語としてその重要度を日に日に増しています。英語を習得することは世界を舞台にして活躍するためにも絶対に必要となっているのです。皆さんも文学部の英語の授業を通して国際人として必要な教養と英語力を身につけ、ぜひ世界に飛躍してください。
音楽や楽器を習うときのように!
 皆さんの多くが中学と高校で英語を勉強してきて、あまり使えるようになっていないと思っているのではないでしょうか。では、どうしたら使えるようになるのでしょう? 語学すべてに言えることですが、言語の習得は音楽の習得に非常に似ています。本からの知織だけで楽器が弾けるようになると思う人はいないでしょう。音楽の習得には何よりも自分で繰り返し練習することが大事です。それと同じで、語学を習得するにも自分からたくさん聴・聞き、たくさん話すことが必要です。
 文学部の英語教育は、英語圏の文化や歴史への理解を深めるとともに、積極的に英語を使えるようになりたいと思っている学生がそういう訓練を受けられるように考えられています。
文学部の英語教育とは?
 1年次には「English Communication Skills A、B」と「Paragraph Writing A、B」、2年次には「Academic Reading A、B」と「Academic English A、B」※を必修科目として履修します。(※ 「Academic English A、B」は文学科・心理社会学科のみ)
 入学後に全員受験するTOEICの成績に基づいて、Advanced、Intermediate、Basicの3段階からなる習熟度別クラス編成(1クラス30~40名程度)を行っています。その他選択科目として、「上級英文解釈 I、II」、TOEIC及びIELTS対策講座である「上級英語 I A、B」・「上級英語 II A、B」、英語を母語とする教師による「Public Speaking I、II」・English「Discussion & Debate I、II」および「Essay Writing I、II」があり、どの専攻の学生も自由に履修可能な授業となっています。