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理工学部

【理工学部】応用化学科永井一清研究室が日刊工業新聞で紹介されました

2011年07月28日
明治大学

 明治大学理工学部応用化学科の永井一清教授らの研究グループは、お米に含まれるフェルラ酸という天然化合物からプラスチックを合成することに成功しました。
 植物を原料にするプラスチックとしてすでに商用化されているポリ乳酸より酸素や二酸化炭素を遮る能力が約30%高く、食品包装材への使用が見込まれます。
 実用化されれば、食用にならないお米の有効利用につながります。既存の汎用プラスチックにお米を添加して加工したものが製品化されていますが、今回のようにフェルラ酸を主成分としたプラスチックを合成するのは初めてです。
 本研究は、メキシコ国立自治大学(UNAM)との共同研究でもあります。このことについて、日刊工業新聞の7月22日付けの朝刊に「コメからプラ合成」と題した紹介記事が掲載されました。

(参考)
日刊工業新聞 
理工学部応用化学科
理工学部応用化学科永井一清研究室 
メキシコ国立自治大学 
理工学部