理工学部

　　去る3月に開催されたトウキョウ建築コレクション2013のプロジェクト展部門において、明治大学大学院建築学専攻の園田眞理子研究室の学生たちによる“萌大空間スタイリングワークショップ”が、最も優秀な研究室プロジェクトに授与されるアネックス賞を受賞しました。
　　このコレクションは、全国から大学院修士学生の研究を集め、建築学における分野を超えた議論の場をつくりだし、建築業界のみならず社会一般に向けて成果を発信していくことを目的としたものです。
　　プロジェクト展部門には、全国の建築系大学院から28作品の応募があり、萌大空間スタイリングは、その中から選ばれ、展示期間中2回ものアネックストークでの発表機会を得て、本賞を授与されました。このプロジェクトは、賃貸住宅の空き物件を段ボール100％の1/1家具や市販の小物によりスタイリングすることで、空間のイメージアップと生活イメージの提案を行い、賃貸住宅の成約期間の短縮を図ることを実現しています。川崎市の地元不動産仲介者との協働で実現したプロジェクトで、メディアにも取り上げられ、業界から大きな関心を集めています。