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理工学部

【理工学部】数学科・藏野和彦教授が2016年度(第19回)日本数学会代数学賞を受賞しました

2016年04月11日
明治大学 理工学部事務室

 理工学部数学科・藏野和彦教授が2016年度(第19回)日本数学会代数学賞を受賞しました。この賞は、日本数学会・代数学分科会が代数学の分野で優秀な業績をあげ、代数学の発展に大きく寄与する人物を表彰することを目的とした賞で、1998年に設立された権威ある賞です。現在までに非常に優れた研究業績を挙げた方々が、年齢や地位には関りなく、同賞を受賞しており、2012年には本学部の後藤四郎元教授も受賞しています。
 授与式は3月18日(金)に筑波大学で行われた日本数学会年会の代数分科会で行われ、受賞を記念して特別講演も行われました。講演は「局所環上の交点理論とCohen-Macaulay加群論への応用」というタイトルで行われ、藏野教授の研究業績が紹介されました。

※代数学分科会:整数論・代数幾何学・環論(可換環論・非可換環論)・群論といった分野から成り、フィールズ賞を受賞した数学者が2名も所属する非常に活発な研究者組織であり、日本数学会のなかでも最大規模の分科会である。
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