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理工学部

建築学科「チュラロンコン大学建築学部 学部4年生短期留学プログラム」の実施報告

2017年10月05日
明治大学 理工学部事務室

  理工学部 建築学科は2017年8月6日から9月8日まで「チュラロンコン大学建築学部 学部4年生短期留学プログラム」を実施しました。学部間協定に基づく交換留学として、明治大学建築学科から同大学建築学部国際プログラム(INDA, the International Program in Design and Architecture)に本学科学部4年生9名を5週間派遣しました。留学期間中はINDAの4年生前期の正規実習科目(Architectural Design Studio 4) をINDA の4年生と共に履修しました。また、ほとんどのプログラム参加者は、自主的に本学アセアンセンターにおいて週3回、英語の講師を招いての英語の授業を受けました。

 5週間の留学生活は、先に行われていた、建築・都市学専攻の設計演習科目「設計スタジオC」である「2都市型ASEAN国際共同ワークショップ」の最終講評に参加し、チュラロンコン大学の入寮手続きを学生本人が行うことから始まりました。実習科目では指導教員毎に少人数で課題に取り組むため、本学から参加の9名は海外から招聘された多様な背景を持つ教師陣による8つのスタジオを各自の興味に沿って選び、指導教員との面接を経て実習科目の開始となりました。
実習科目は学期を通じての科目ですので、本学の9名は3分の1程度を終えた時点での成果発表会を9月8日に行いました。この発表会には、本学の建築学科の教員4名が参加し、理工学部の複合領域専門科目である「国際実習」建築版に参加していた学部2、3年生計13名も見学に訪れました。8つのスタジオはデザインに対しそれぞれユニークなアプローチをしており、参加学生の課題に取り組む意欲に繋がっていました。5週間という短い留学期間ですが、成果発表では参加学生が留学生活を通じて経験した個人的な視点で課題に取り組む内容が見て取れ、留学の成果が表れていました。また、英語の授業やチュラロンコン大学の学生との交流の中で英語でのプレゼンテーション、コミュニケーションの上達にもつながりました。さらに、発表を見学した2,3年生にとっては、自身の近い将来をイメージできる体験となったようであり、建築学科が取り組む一連の国際化に伴うプログラムへの手応へを感じることができました。
 
 留学期間中には本学の3部局(政治経済学部、情報コミュニケーション学部、理工学部建築学科)で組織した「CLMV学生会議」がバンコクで開催され、留学生9名は、本学生会議にも参加しました。

Figure1: 成果発表会後の記念撮影(短期留学生および国際実習参加者)Figure1: 成果発表会後の記念撮影(短期留学生および国際実習参加者)

Figure2: 成果発表会の様子Figure2: 成果発表会の様子

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