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理工学部

【理工学部 電気電子生命学科】丹治寛樹助教が電気学会優秀論文発表賞を受賞

2024年03月21日
明治大学 理工学部事務室

 2024年3月14日~16日に開催された令和6年電気学会全国大会において、丹治寛樹助教(理工学部電気電子生命学科)へ電気学会優秀論文発表賞が授与されました。 
 この賞は、丹治氏が2023年3月に令和5年電気学会全国大会において発表した研究成果である「粒子群最適化を用いた電気車の空転制御のパラメータ調整」に対して贈られたものです。

 この研究は、鉄道総合技術研究所および村上隆啓専任講師(理工学部電気電子生命学科)と共同で進められています。鉄道で広く使用されている電気車では、天候などの影響で車輪の空転が発生することがあり、空転発生時にはトルクを制御して空転を抑制する空転制御を行う必要があります。現在の空転制御では、パラメータの調整作業を熟練者の経験に頼って行っています。今回の研究発表では、個人の経験に依存せずにパラメータ調整を行うために、最適化手法の一つである粒子群最適化(particle swarm optimization; PSO)を応用した方法を提案し、その有効性を示しました。


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