【生田ボランティアセンター】小学校のプログラミング授業でサポートボランティアを行いました
2023年11月10日
明治大学
三田小学校の5年生に、理工学部情報科学科の井口幸洋教授がScratchを使ったアニメーションの動かし方や簡単なゲームの作り方を教え、理工学部の学生7名、農学部の学生1名、理工学研究科の学生1名がボランティアで授業のサポートをしました。
100分でゲームを作るまでのプログラミングを身につけるには、ハイレベルでハイペースに教える必要があります。事前資料を読んだ段階では、授業についていけずに、退屈してしまう子が多く出るのではないかと心配でした。しかし実際には、授業についていくのが大変でも、みんな楽しそうにしていました。自分で組んだプログラムが動くという達成感を味わえていたからだと思います。
本ボランティアに参加させて頂いた感想として、1つ目に生徒だけでなくTAをさせて頂いた私自身もボランティアを通じて大きな学びを得られた事、2つ目に自身の在り方について考える良い機会になった事があります。
初めに1つ目の学びが得られたという点に関しては、授業資料から作ったゲームを子供から「残機制にしたい・たまに高得点なフルーツが出てくるようにしたい」等のゲームを更に改良したいという相談を受け、TAである私たちが「じゃあこうしてみるのはどうかな?」と子供たちの様々な発想を実現するために思考したことが挙げられます。その過程が私自身の学びともなり、子供達と共に私自身もscratchやプログラミングについての理解を深める事が出来たからです。
更に生徒達と実際に関わる事で「どのようにすれば子供達が興味を持ってくれるのだろうか。楽しんでもらえるか。」を常に考えながら、今までの教職科目で得た知識を実践・活用する事が出来た事や、逆に教職科目だけでは知れなかった教育現場の現状を知る事も出来ました。
次に2つ目の自身の在り方について考える良い機会になった事ですが、1つ目のボランティア活動が教職課程に活かせた事と関連していて、本ボランティアに参加した事で自身の教育観や人間観が大きく変化しました。
そして最後に本ボランティアを通じて一番印象に残った事は、やはり子供達が楽しそうにしている姿や、純粋な笑顔でした。これは正しく、ボランティアに参加する事でしか得られない貴重な体験だったと改めて思います。