留学一般について

Q. 留学にはどのような種類がありますか?

A.
 留学には1学期間から1学年間の長期留学と、長期休業期間を利用した約1か月間の短期留学(短期海外研修)があります。明治大学の制度を利用しない場合、個人で直接語学学校に申し込んだり、外部団体(SAF等)が主催する留学プログラムに参加したりする方法が考えられます。日本学生支援機構ホームページの海外留学情報ページや、書店で販売されている留学関連書籍を参考に情報を集め、様々なプログラムを比較検討してください。また、長期の留学(1学期間以上)で協定留学・認定留学制度を利用しない場合は、休学扱いとなり、継続履修などの制度は適用されませんので注意してください。

Q. 留学を実現するためには何から始めれば良いですか?

A.
 まずは留学目的をはっきりさせることが重要です。なぜ、留学がしたいのでしょうか?何のために留学をするのでしょうか?これらの問いに、自分なりに答えることが出来たら、具体的な留学計画を立てていきます。留学の情報を得るためには、本学国際教育センターが発行している「海外留学の手引き」の他、各国大使館ホームページ(各国政府の留学ページ)、留学体験者報告書(各キャンパス国際教育事務室および本学ホームページ「国際連携・留学」)、留学関連情報誌などを参考にしてください。
 
 大学の正規課程に留学をする場合には、現地の学生と同等に授業に参加できる語学能力が求められます。また、出願条件として本学での成績(GPA)が審査される場合もあります。語学力や成績の向上は一朝一夕に実現できるものではないので、留学を思い立ったら早めに準備を始めましょう。

 留学形態が決定し、計画が具体化したら、協定留学希望者は学内選考に向けて準備を、認定留学、語学留学等その他の留学の場合は、各機関が指定する手続きを経て準備をしてください。

Q. 語学留学はできますか?

A.
 本学で実施している語学の勉強のみを目的とした「語学留学」は、原則休業期間(夏季休業期間・春季休業期間)を利用した短期プログラムのみとなります。ただし、明治大学学生外国留学に関する規程に定める要件を満たしている語学授業のみのプログラム、または語学研修と正規課程での科目履修を組み合わせたプログラムは、教授会等の承認を得ることで協定留学・認定留学として取り扱われる可能性があります。

 休業期間を利用した短期プログラムについては、国際教育センターが主催する夏期海外研修・春期海外研修や学部・研究科で実施している語学プログラム等があります。詳細は、本学ホームページ等を参照してください。

 上記以外で1学期間以上の長期で語学留学をしたい場合は、休学して留学されることをお勧めします。

Q. 留学の情報はどこで入手できますか?

A.
 留学全般についての情報は、各国大使館ホームページや日本学生支援機構ホームページ等インターネットを活用して情報収集することができます。日本学生支援機構は、定期的に留学説明会を開催しています。また、国によっては、高等教育機関を集めた留学フェアを定期的に開催していますので、積極的に参加してください。「留学情報機関・在日外国公館・文化機関リストにおいて、リンク先をまとめていますので、参考にしてください。

 明治大学国際教育事務室の掲示板や国際交流ラウンジでも、協定留学の情報を含む留学情報を公開していますので、利用してください。

Q. 留学の取り扱いは全て国際教育センターで行っていますか?

A.
 国際教育センターでは、主に大学間協定留学プログラムと国際教育センター主催の短期海外研修(夏期・春期)を扱っています。学部間協定留学・研究科間協定留学、学部や研究科主催の短期プログラムについては、該当学部・研究科事務室が窓口となりますので、お問い合わせの際はご留意ください。また、認定留学の手続きは学部・研究科事務室の窓口で行います。

Q. 留学説明会はいつ実施していますか?

A.
 留学説明会(1学期間~1学年間の留学)は例年5月と10月に実施しています。短期海外研修については、4月中旬頃に説明会を実施しています。最新情報は、本学ホームページ「国際連携・留学」や国際教育事務室の掲示板等を参照してください。

  • 留学説明会(1学期間~1学年間の留学)

Q. 留学の相談がしたいのですが、どこへ行けばよいですか?

A.
 国際教育センターでは、各キャンパスにおいて留学相談(カウンセリング)を実施しています。実施スケジュールや申し込み方法については、下記ホームページを確認してください。

Q. 留学すると、就職活動に間に合いませんか?今までの留学経験者は就職活動をどのようにしていますか?

A.
 留学出発時期が8~9月で、一学年間留学してくる場合、帰国は翌年の5~7月となることが一般的です。3年生の8~9月に留学を開始し、帰国後すぐに就職活動を行うことを考えている人は、留学出発前に、自分が希望する業界・会社がいつ採用活動を行うかを調べ、業界研究、自己分析等、就職活動の準備をしましょう。また、留学中もインターネット等を通じて情報を集めることを怠らないでください。世界各国で留学経験者を対象とした就職フェア等も開催されていますので、チャンスを生かしてチャレンジしてみてください。

 過去の協定留学者の中には、帰国後に就職活動を行い、希望通りの就職先を見つけた人もいれば、卒業を1学年延ばして就職活動に臨む人もいます。協定留学者の留学報告書には、就職活動に関する報告も書かれていることがありますので、参考にしてください。また、留学中、留学後の就職活動計画を立てるためにも、留学前に本学の就職キャリア支援事務室へ相談に行くことをお勧めします。

Q. 教職課程を履修していますが、留学できますか?

A.
 留学自体は可能ですが、必要な科目の履修や教育実習のタイミングにより、4年間で卒業することは難しくなります。留学先では、教員免許状取得のために必要な科目の履修はできませんので、教職課程を履修し、留学を考えている方は早めに資格課程事務室に相談してください。