法学部では，2006年度より法学部独自のインターンシップを実施しています。法学部インターンシップは全学版インターンシップと比べると，司法書士事務所や企業の法務部門で就業体験ができるという特徴があります。もちろん営業部門の就業体験ができる受入機関もあります。
今年度は書類選考と面接を通過した6名が5つの機関に夏期休暇を利用して実習にのぞみました。学生は実習前にインターンシップ運営専門部会担当教員による講義「心構え」，およびビジネスマナー講座を受講し，実習に備えました。
去る10月5日，受入機関の指導担当者を招いて「2013年度法学部インターンシップ報告・意見交換会」を駿河台キャンパスにて開催しました。学生からは「司法書士の業務を体験することにより，司法書士になりたいという思いが強くなった。司法書士の資格取得はもちろんだが，もっと大きな視野で体系的に法律を学んでいきたい。」「留学生や大学院生といったいろんな学生と実習を体験することにより英語の重要性を実感し，海外留学にも興味が出てきた。将来は海外で働いてみたい。」「新会社設立の実習を体験することにより会社法の知識を深めることができた。」「英文契約書の読解や外国人弁護士の話を聞いて自分の英語力のなさを思い知ったので，英語でのコミュニケーション能力の向上に励みたい。」等大変充実したインターンシップについて，報告がなされました。
受入機関の指導担当者からは「質問が積極的で，しかもありきたりなものではなく指導していて楽しく，お互い切磋琢磨できた。」「目的意識がしっかりしており，期待を大きく上回る活躍をしてくれた。」「実習で得た経験を活かし，実務のことも視野に入れた勉強をしてほしい。リーガルマインドを磨いてほしい。」との報告がありました。
法学部では，2014年度も法学部インターンシップを実施する予定です（6月上旬説明会実施予定）。是非積極的に参加してください。
