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カリキュラム体系図(2018年度~2021年度入学者用)

各科目群の内容

 明治大学法学部が目指す「法律の専門家」とは、単に法律に詳しいだけの人材ではありません。人々の暮らしと深くかかわっている法律を実社会で正しく運用するためには、世の中の仕組みや歴史、自然科学など、あらゆる知識が必要とされます。また、社会に出てたくさんの人とかかわっていくためには、一般的な教養はもちろん、語学力やコミュニケーション能力なども必要です。
 そこで明治大学法学部では、多くの分野にまたがる12の科目群を設け、法律以外の知識もバランスよく吸収できるようなカリキュラムを設定しています。主に1・2年次には、「総合教養科目群」などでさまざまな知識を身につけるとともに、「法律必修科目群」で法律の基礎を学びます。2年次からは、将来の進路に合わせてコースを選択するので、専門分野に関する法律を系統立てて学ぶことができます。3・4年次には、専門分野の法律を詳しく学ぶとともに、バリエーション豊富な「自由選択科目群」などで、法律以外の学問分野についても、より詳しく学ぶことが可能です。

総合教養科目群 哲学や歴史学、心理学、科学と技術の歴史など、将来どのような進路に進んでも役に立つような基礎的な教養です。人間社会と深くかかわる法の勉強を本格的に始める前の基礎固めにもなります。
日本語科目群 法の専門家に欠かせないスキルのひとつが、日本語の読解力や文章力。「六法全書」などを見てもわかるように、法律に関する書面は特殊な用語や難解な表現も少なくありません。文献を読む力や文章を書く力を養います。
情報科目群 Word®やExcel®の使い方、ホームページの作成、画像処理など、コンピュータを使いこなす力を、実践的な授業で身につけます。細かくレベル分けされているので、自分の習熟度や目標に合ったクラスを選択できます。
外国語科目群 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、日本語(外国人留学生のみ)の中から2カ国語を選択し、16単位が必修となっています。海外の法律を学ぶときや、海外の人と接するときなど、国際化が進む社会で活躍する基礎となります。
保健体育科目群 さまざまなスポーツ種目やフィットネスの実技に取り組みながら、体力づくりや健康な身体を維持するための方法を学びます。実技の場面では、仲間とコミュニケーションを取りながらものごとに取り組む力も身につきます。
法律必修科目群 1・2年次の必修科目。「憲法」「民法」「刑法」といった日本の法制度の柱ともいえる基本的な法律をしっかりと学びます。専門的な法分野を学ぶ前に、これらの基礎的な法律を正しく理解しておくことが必要です。
演習科目群 指導教員の下、学生が調べたことを発表したり、学生同士で議論をしたりしながら、あるテーマについて深く掘り下げる少人数形式の授業です。自分の考えを発言する機会が多いので、思考力や表現力が鍛えられます。
コース科目群 専門的な法律について詳しく学ぶ授業や、海外の文化を学ぶ授業など、コースそれぞれの特性に合わせて設置されている専門科目です。コースに分かれるのは2年次からですが、1年次から履修できる科目もあります。
自由選択科目群 最低限履修しなければならない必修科目や選択必修科目以外は、好きな科目を選択して履修することができます。他学部の授業も、自由選択科目群として履修できます。
留学関係科目群 法学部が実施する留学プログラムなどで留学を希望する学生のための科目群。語学力の向上だけでなく、外国の法律の基本的な知識の習得も目指します。留学前の準備だけでなく、事後学習もフォローします。
国際教育プログラム科目群 国際舞台で活躍する人材の育成を目的にした、学部横断型のプログラムです。文系7学部が英語で実施する国際関係の科目を提供しており、国際文化、国際関係法、国際政治及び国際経済等の理解を深めることができます。
資格課程関係科目群 教職課程を履修している学生を対象にした、教員免許取得のために必要な科目です。

カリキュラム体系図

2018年度~2021年度入学者カリキュラム例
〇印=必修科目 △印=選択必修科目
  1年次 2年次 3年次 4年次
総合教養科目群 ■人文     △哲学、△倫理学、△ことばの文化、△心理学、△芸術
■社会     △政治学、△経済学、△社会学、△歴史学、△社会思想史
■自然     △物質と宇宙、△生命と人間、△数理と情報、△エネルギーと環境、△科学と技術の歴史
■共通講座     △自由講座、△総合講座
日本語科目群 ◎日本語文献精読
◎初級日本語演習(留学生)
   
日本の漢字文化、日本文化史、日本文学と法
 情報科目群 情報と社会A、情報と社会B、ICTエレメンタリー、ICTベーシック、ICT統計解析、ICTデータベース、ICTメディア編集、ICTアプリ開発、ICTコンテンツデザイン、ICT総合実践
   
外国語科目群 ■外国語科目I
△English A
△English B
〇初級ドイツ語A
△初級ドイツ語B
△初級ドイツ語実践
〇初級フランス語A
△初級フランス語B
△初級フランス語実践
〇初級中国語A
〇初級中国語B
〇初級スペイン語A
〇初級スペイン語B
〇初級ロシア語A
〇初級ロシア語B
〇特別ドイツ語A(1年)
〇特別ドイツ語B(1年)
〇特別フランス語A(1年)
〇特別フランス語B(1年)
〇日本語A(1年)(留学生)
〇日本語B(1年)(留学生)










 
■外国語科目II
△English C
△English Seminar A
△Presentation A
△Media English A
△Writing A
△TOEIC/TOEFL講座A
△中級ドイツ語A
△中級ドイツ語B
△中級ドイツ語実践
△ドイツ語ゼミナールA
△時事ドイツ語A
△資格ドイツ語A
△中級フランス語A
△中級フランス語B
△中級フランス語実践
△フランス語ゼミナールA
△時事フランス語A
△資格フランス語A
△中級中国語A
△中級中国語B
△中級スペイン語A
△中級スペイン語B
△スペイン語実践
△中級ロシア語A
△中級ロシア語B
△特別ドイツ語C(2年)
△特別ドイツ語D(2年)
△特別フランス語C(2年)
△特別フランス語D(2年)
△日本語C(2年)(留学生)
△日本語D(2年)(留学生)
■外国語科目III
English Seminar B
Presentation B
Media English B
Advanced Reading
Writing B
TOEIC/TOEFL講座B
ドイツ語ゼミナールB
時事ドイツ語B
資格ドイツ語B
上級ドイツ語
上級ドイツ語実践
フランス語ゼミナールB
時事フランス語B
資格フランス語B
上級フランス語
上級フランス語実践
上級中国語A
上級中国語B
上級スペイン語A
上級スペイン語B
上級ロシア語A
上級ロシア語B








 
保健体育科目群 〇基礎運動実習 スポーツ実習
健康・運動科学
法律必修科目群 〇憲法(人権)
〇民法(総則)
〇刑法(総論)
〇憲法(統治)
〇民法(債権総論)
〇刑法(各論)
 
演習科目群 〇法律リテラシー
〇アカデミックライティング
プレゼミA
プレゼミB
〇専門演習A 〇専門演習B
法曹コース科目群 ■コース専門法律科目 ■コース展開・先端科目 ■基礎法科目 ■外国法科目
公共法務コース
科目群
■コース専門法律科目 ■コース展開・先端科目 ■基礎法科目 ■外国法科目
ビジネスローコース科目群 ■コース専門法律科目 ■コース展開・先端科目 ■基礎法科目 ■外国法科目
国際関係法コース
科目群
■コース専門法律科目 ■コース専門文化科目 ■コース基礎科目 ■基礎法科目  ■外国法科目
法と情報コース
科目群
■コース専門法律科目 ■コース基礎科目(情報総合科目・法と情報科目) ■基礎法科目 ■外国法科目
自由選択科目群   社会政策、経済政策、財政学、会計学
 ■他学部履修科目(各学部のカリキュラムや配当年次にしたがって60単位まで履修可能)
 ■グローバル人材育成プログラム
留学関係科目群 留学関係科目A・B・C・D・E・F、留学基礎講座 A・B・C・D、Legal Studies Abroad A・B・C・D・E、Japanese Law Study in English A
  留学基礎講座 B・C(2~4年次)
国際教育プログラム科目群 国際教育プログラム(異文化理解)、国際教育プログラム(文化・歴史)、国際教育プログラム(法律・政治)、国際教育プログラム(経済)
資格課程関係科目群 教育職員免許状取得用科目
※上記カリキュラムは、一部変更となる可能性があります。