第24回 日本バーチャルリアリティ学会サイバースペースと仮想都市シンポジウムにおいて、総合数理学部先端メディアサイエンス学科小林稔研究室の3年生桑宮陽さんと、同研究室の築舘多藍さん、阿部花南さん、小林稔教授による発表が優秀発表賞を受賞しました。
受賞した発表のタイトルは、「右向き矢印は”右に行く”か”右に行け”か」です。近づいてくるロボットが示す右向き矢印を、人はどのように解釈して対応するのか?ロボットが右に行くから左に避けるべきか、矢印の示す右側に避けるべきか。この発表では、矢印を装着したロボットが近づいてくる状況を、実際に参加者が体験するデモを交えて、移動体が示すサインの解釈の仕方について問題提起しました。桑宮陽さんは2年生の時に、身体につけたLEDサインで人同士のすれ違いを円滑にする方法の提案に取り組み、そこでの考察を発展させる研究に取り組んでいます。