Go Forward

総合数理学部では、数理科学と情報技術の最先端を学ぶことにより、幅広く多彩な業界へ進むことが可能です。
卒業後の進路についてご説明します。

現象数理学科

現代社会を取り巻くさまざまな課題に頻出するキーワードは複雑性です。要素の性質だけでは全体の性質が説明できない複雑現象の理解には、従来の学問領域の垣根を越えた取り組みが求められ、現象数理学は、数理科学と情報科学の方法論を駆使して現象の持つ複雑性の背景を解明し課題解決に導くことを目指しています。現象数理学科では、現代数学の基礎の上に、「現象から数理科学的問題を抽出する力」「数理科学を自然や社会の問題解決に活用する力」と「21世紀の新たな数学を創造する力」を培い、幅広い分野で数学と社会をつなぐ架け橋となる人材を養成します。数学の教育・研究や情報産業などの伝統的な分野だけではなく、医療や金融・保険といった幅広い分野で数理と情報を駆使して専門的に活躍する人材を輩出することを目指しています。

卒業後の進路例

教員
中学・高校の数学教員
ソフトウェア業
情報システム開発を統括管理するシステムエンジニア
銀行・証券業
金融商品開発やリスク管理に携わる金融エンジニア
保険業
保険商品の開発やリスク管理の専門家であるアクチュアリー
情報サービス業
さまざまなデータを収集・分析し、企業に情報提供や専門的助言をするコンサルタント
大学院進学
明治大学大学院先端数理科学研究科現象数理学専攻 等

取得できる教員免許

中学数学、高校数学

2022年度卒業生の進路状況と主な就職先



■主な就職先
(株)日立製作所、(株)ベネッセコーポレーション、(株)JR東日本情報システム、(株)日本総合研究所、東日本電信電話(株)、コムチュア(株)、(株)リコー、(株)日立コンサルティング、富士通(株)、TDK(株)、NECソリューションイノベータ(株)、エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株)、第一生命情報システム(株)、みずほリサーチ&テクノロジーズ(株)、(株)栄光、(学)順心広尾学園、千葉県教育委員会、日本郵政(株)

※グラフ内のパーセンテージは四捨五入されているため、合計しても100%にならない場合があります。

 

先端メディアサイエンス学科

技術革新はますます加速するとともに、日々の私たちの生活を変えています。皆さんが大学や大学院を卒業するころには、想像すらできない社会になっていることでしょう。この急速に変化している情報化社会ではどのような人材が求められるでしょうか?それは、この変化の先に立ち従来の枠にとらわれない新しい考え方でイノベーションを起こす人材です。そのためには、これからの理系人材はもっと広く世の中に目を向け、自分たちにとって何が必要かというニーズへの意識をもつべきです。先端メディアサイエンス学科では、高度な情報技術を身につけながら、社会や人間、文化など、従来の理系分野の枠を超えた広い視野を有し、世界の方向性を変えるような新しい情報技術を生み出す人材を育成します。

卒業後の進路例

メディア・コンテンツ産業
映像・音響機器メーカー、電機・情報機器メーカーおよびコンテンツ配信に関する企業の技術者
インターネットサービス業
インターネットサービスプロバイダ、インターネット検索・販売企業の技術者
ソフトウェア業
システムエンジニア、ゲームソフトの企画・コーディネートができるプログラマー
通信業
固定電話、携帯電話など電気通信事業を行う企業の技術者
放送業
テレビ局など放送局の技術者
大学院進学
明治大学大学院先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻 等

取得できる教員免許

高校情報

2022年度卒業生の進路状況と主な就職先



■主な就職先
(株)リコー、(株)日立製作所、(株)野村総合研究所、(株)サイバーエージェント、(株)リクルート、チームラボ(株)、(株)コナミデジタルエンタテインメント、(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント、(株)東北新社、プラチナゲームズ(株)、SCSK(株)、アクセンチュア(株)、(株)トヨタシステムズ、アマゾンウェブサービスジャパン(同)、エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株)、三菱電機インフォメーションシステムズ(株)、日本アイ・ビー・エムデジタルサービス(株)、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン(株)

※グラフ内のパーセンテージは四捨五入されているため、合計しても100%にならない場合があります。

 

ネットワークデザイン学科

現代社会において、高度な理論や技術開発が進展する一方で、それらが必ずしも有効活用されているとは言えないのが現状です。専門分野の深化だけではなく、広い視野でさまざまな理論や技術を有機的に結びつけることがこれからの理系人材には必要とされています。ネットワークデザイン学科では4年間のカリキュラムを通じて、さまざまなモノ・コトが複雑に絡みあって構成される現代社会をネットワークとして理解し、シミュレーションやデータ解析、システム開発と評価を通じて問題解決に生かせる力を培い、変化する社会や時代のニーズを的確に捉えたネットワークシステムを提案できる人材を養成します。卒業生には、さまざまなネットワークシステムの企画立案・構築・運用において中心的な役割を担う技術者として活躍することを期待しています。

卒業後の進路例

製造業(コンピュータ・通信機器・計測制御関係)
ネットワーク、センサ、データベースシステムなどを取り扱う企業で製品の開発を行う技術者
エネルギー産業
低炭素社会構築のための電力・ガス等エネルギーの管理・供給に関わる企業の技術者
情報サービス業
ネットワークを用いて利益を生み出すサービスやビジネスモデルの企画・開発に携わる技術者
通信業
インターネットや携帯電話などの電気通信事業を行う
企業の技術者

運輸業
鉄道会社や航空会社においてシステムの管理・開発に
携わる技術者

大学院進学
明治大学先端数理科学研究科ネットワークデザイン専攻 等

取得できる教員免許

高校情報

2022年度卒業生の進路状況と主な就職先



■主な就職先
東日本電信電話(株)、(株)NTTドコモ、KDDI(株)、ソフトバンク(株)、(株)日立製作所、富士電機(株)、富士通(株)、(株)SUBARU、三菱マテリアル(株)、大日本印刷(株)、セイコーエプソン(株)、(株)システム計画研究所、(株)エヌ・ティ・ティ・データ、NECソリューションイノベータ(株)、Sky(株)、TIS(株)、第一生命情報システム(株)、東日本高速道路(株)

※グラフ内のパーセンテージは四捨五入されているため、合計しても100%にならない場合があります。