総合数理学部

総合数理学部 先端メディアサイエンス学科の宮下芳明教授が、情報処理学会の 2022年度 情報環境領域 功績賞を受賞しました。この賞は、情報処理学会の情報環境領域の研究会分野において、優秀な研究・技術開発、人材育成、および研究会・研究会運営に貢献したなど、顕著な功績のあったものに贈呈されるものです。

宮下芳明教授の推薦理由としては、

(1) 　HCI研究会の委員および幹事を2007年から担当し運営・発展に大きく貢献した。インタラクションの実行委員として特に2012年にはプログラム委員長、2017年には大会委員長をつとめ、同シンポジウムの成功と発展に大きく貢献した。
(2) 　EC研究会の運営委員を2009年からつとめ、2014年にエンタテインメントコンピューティングのシンポジウムの大会委員長をつとめるなど、EC研究会にも貢献した。
(3) 　新世代企画委員会として学会の改革を推進し、ジュニア会員制度の制定等に貢献した。
(4) 　HCIやECを中心に幅広い研究を行い、国内外のトップカンファレンスや論文誌に多くの研究成果を発表。総務省の異能vationプログラムや文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品への採択もある。
(5) 　電気味覚技術を応用した食器「エレキソルト」の開発が話題となり、HCI分野における顕著な社会実装事例として注目されている。また、マスメディア対応を通じて研究成果を広く伝え、情報処理技術の楽しさ・大切さを啓発している。
(6) 　明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科を立ち上げ、HCI分野での研究・教育拠点を築き、学生や教員による情報処理学会での発表や貢献を促進している。

が挙げられています。このもとで、領域委員会（2023年3月22日）での審議と決定を経て、表彰状が授与されました。