明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 の宮下芳明教授がキリンホールディングス株式会社と共同で研究・開発した「エレキソルトシリーズ」が、このたび第6回「知財番付」の将来性部門グランプリを受賞しました。2026年4月8日(水)には、東京・お台場の日本科学未来館7F 未来館ホールで授賞式が開催され、宮下教授らが登壇し表彰を受けました。
「知財番付」は、世界を進化させる優れたテクノロジーやサービス、アイデアなどの知財を、株式会社知財図鑑および「知財ハンター」をはじめとする審査員が独自にセレクトし表彰するアワードです。
今回グランプリを受賞した「エレキソルトシリーズ」は、電気味覚の技術を応用し、微弱な電流で食事の塩味や旨味を増強する食器型デバイスです。塩分摂取量に配慮が必要な方々の食生活を豊かにすることを目指しており、その革新性と社会実装への大きな期待が評価され、「将来性部門」でのグランプリ受賞に至りました。本シリーズは、2025年に新商品の「カップ」とリニューアルした「スプーン」が家電量販店などで販売開始されており、「2025年度グッドデザイン金賞」や「Well-being & Age-Tech 2025 Award 農林水産大臣賞」など多数の受賞歴があります。
【宮下芳明教授 コメント】
エレキソルトは電気味覚、つまり「電気で味の感じ方を変える技術」を搭載しています。減塩の課題の解決は、その応用のひとつにすぎません。ほかの味、ほかの形、あるいは新しい価値を生み出す可能性を秘めています。宮下研究室では今後もそれを開拓していきたいと思っています。また、電気味覚研究、電気味覚産業は、日本が世界のトップを走る分野です。ぜひその将来性に注目いただければ幸いです。