【MIMS】萩原一郎特任教授が第7回日本応用数理学会業績賞を受賞

2018年07月13日
明治大学 研究・知財戦略機構

第7回日本応用数理学会業績賞と表彰状第7回日本応用数理学会業績賞と表彰状

先端数理科学インスティテュート(MIMS)の萩原一郎研究・知財戦略機構特任教授が2018年6月29日、「計算科学・数理科学援用折紙工学の創設と展開」の功績により、第7回日本応用数理学会業績賞を受賞しました。

同学会の業績賞は、応用数理分野において顕著な業績をあげた者を表彰し、応用数理および日本応用数理学会のさらなる発展を図ることを目的としています。同賞は「A. 理論を重点とするもの」「B. 応用を重点とするもの」の2つの分類から成りますが、このたび萩原特任教授はB区分での受賞となりました。

受賞理由
萩原氏は、日産自動車在籍時1990年代初頭に、有限要素法による大規模衝突シミュレーション技術の開発など、シミュレーション分野で顕著な業績を挙げ、数多くの賞を受賞した。
東京工業大学に転じて後、日産時代に自らが開発し現在も使用に供されている優れた部材である「アコーディオン型圧潰モードを有する衝突エネルギー吸収材」の技術的な未解決問題を克服するために、野島武敏氏により提案されていた折紙の工学的応用に着目した。そしてその可能性を、数理科学、計算科学と融合させる視点から徹底的にかつ精力的に追求し、「反転ねじり型折り紙構造」の発明、「折紙プリンタ」や「折紙工法」の開発を初めとする多くの注目すべき業績を挙げ、その過程を通じて多くの後進を育ててきた。
野島氏によって提唱された折紙工学は萩原氏によって大きく発展し、体系化した工学の一分野として確立しつつあり、今では日本のみならずアメリカや中国をはじめとする多くの国で研究がすすめられている。
萩原氏は日本応用数理学会に「折紙工学研究会」を創設し、多くの国際会議や国内会議を主宰し、文字通り、世界の代表として折紙工学を牽引してきた。このような萩原氏の研究と諸活動の実績は、日本応用数理学会業績賞を贈るに相応しいものとして高く評価されるべきものである。
(日本応用数理学会)

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