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研究・知財戦略機構

【MIMS】大阪・関西万博で2度目のワークショップを開催しました

2025年09月17日
明治大学 研究・知財戦略機構

明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)は2025年9月10日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「いのちの遊び場クラゲ館」において、本年5月に続く2度目のワークショップを主催しました。

今回のワークショップは西森拓MIMS所長(研究・知財戦略機構特任教授)が中心となって開催されました。身近な昆虫であるアリや、無生物の樟脳(しょうのう)船(注1)の自発的な動きを観察したり体験しながら参加者に楽しんでいただき、その体験から科学、そして現象数理学の面白さを見出してもらえるような学びの場となるよう企画しました。

●「いきもの」とうごく「モノ」 ~ 見て、比べて、測って、楽しもう~
実施日:2025年9月10日(木) 14:00~16:00
会 場:日本国際博覧会(大阪・関西万博)いのちの遊び場 クラゲ館
担当代表者:明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)西森 拓 所長

【西森所長より】
このワークショップでは、身近な生き物の代表であるアリや、無生物である樟脳船の自発的な動きを直接観察して頂くとともに、小型カメラと無料のソフトウェアを使ってデータ化して提示しました。学校や、自宅でもできる「手のひらサイエンス」を楽しむ手法と視点を共有したいと考え、企画・開催したものです。

準備は大変だったものの、小さい子どもたちはアリや樟脳船の動きそのものに惹かれたようです。
また、中高生以上の参加者には、アリの効率的な集団採餌を支える「シクミ」や樟脳船が自ら動き出す「カラクリ」、それらを表す「数理の言葉」や「多様性」という概念にも多少なりとも興味を持っていただけたようで、我々にとっても充実した時間となりました。

途中、自然な拍手が起きたことや、ワークショップの各回が終わってもその場を離れずに熱心に質問をし、自分で考えたことを話してくださる参加者が多くいらしたことは、大変印象に残りました。
MIMSではこうしたイベントや研究活動を通じて、現象数理学の普及と発展に引き続き取り組んでいきます。

[注1] 全長2~4㎝ほどのセルロイド製の船の玩具で、衣類用防虫剤などに使われる樟脳の小片を船尾に付けて水に浮かべると、ツーッと水面を自走する。