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2014年度 創立者出身地への学生派遣プログラム

✤福井県鯖江市でのプログラム

【現地事前研修(6月28日~29日)】

矢代操先生胸像前 市長・会頭との座談会 山うに・桑の葉茶の説明・試食 うるしの里会館

 2014年6月28日・29日、創立者出身地への学生派遣プログラム(福井県鯖江市)現地事前調査を実施しました。今年度のプログラムには、鯖江市から7つのテーマが与えられています。この現地事前調査を踏まえ、学生たちはグループ毎に取り組むテーマを選択し、課題解決のための政策提言の考案に臨みます。

課題テーマ
まちづくり(行政)への女性参加の推進について
ITのまちづくりについて
地域で見守る子育て支援の効果的な情報発信について
「道の駅西山公園」を活かしたまちなか(隣接商店街)の活性化
河和田地区特産品(桑の茶葉・山うに)のプロデュース
総合公園(大谷・中山公園)の利用促進
伝統芸能を活かしたまちづくり
 
【1日目(6月28日)】
 東海道新幹線、特急しらさぎを乗り継いで、一行は鯖江駅に到着。まずは、翌日の市内視察に備え、牧野百男市長及び野村一榮商工会議所会頭との座談会において鯖江市の概況や政策について改めて学びました。牧野市長からは、各種メディアでも取り上げられている「JK課」設置に至る背景や全国随一であるオープンデータへの取組みなどを中心にお話しいただき、野村会頭からは商店街の活性化についてお話をいただきました。
 その後は、鯖江市から与えられている7つのテーマについて、それぞれの担当部署から説明を受けました。学生からも質疑を発し、それぞれのテーマについて理解を深めました。
 この夕方には、牧野百男市長をはじめとする鯖江市関係者との交流会を実施。学生たち一人ひとりが自己紹介とともに鯖江市を訪れての印象や本プログラム対する意気込みを堂々と発表しました。

【2日目(6月29日)】
 2日目は終日をかけての市内視察を行いました。「鯖江市 まなべの館」にある矢代操先生の胸像前での記念撮影後、鯖江市の地場産業を象徴する「めがねミュージアム」や「うるしの里会館」を巡るとともに、テーマに関係する「大谷公園」「中山公園」や今春新たに開業した道の駅(西山公園)など、市内全域を巡りました。

2日間での現地事前調査を経て、学生たちは鯖江市に対する政策提言についての考案を開始します。8月下旬には、再度鯖江市を訪問し、現地の人々へのインタビューを行う調査活動を実施する予定です。
 
 

【現地調査(8月25日~28日)】

熟議 調査活動 調査活動 調査活動 中間発表会

 2014年8月25日~28日、創立者出身地への学生派遣プログラム(福井県鯖江市)現地調査を実施しました。この3泊4日での「現地調査」は、グループ毎のテーマに応じ、鯖江市内での調査活動を行い、政策提言内容を深化・充実させるために実施します。
 6月下旬の現地事前調査や東京でのグループワークを経て,各グループが選択したテーマは以下の通りです。

グループ  テーマ
 A班 ∞(めがめが)  「道の駅西山公園」を活かした
     まちなか(隣接商店街)の活性化
 B班 鯖ever  伝統芸能を活かしたまちづくり
 C班 鯖ABLE  ITのまちづくりについて

【1日目(8月25日)】
 2度目の鯖江市訪問、早速行ったのは市役所職員や住民との「熟議」です。2時間半にも及ぶ議論の中で、学生たちは鯖江市の魅力や課題を改めて整理するとともに、各テーマについての理解を深めました。

【2日目・3日目(8月26日~27日)】
 2日目・3日目はグループ毎に鯖江市内での調査・取材活動を行いました。学生たち自身で取材先を選定、アポイントメントを取っての行程です。市役所や観光案内所、商工会議所の他、地場産業を支える企業や劇団、地元の中学校などを訪問しました。
 連日、学生たちは夜遅くまでグループワークを行っていましたが、翌日に中間発表を控えた3日目の夜は、明け方まで発表の準備を行うグループもあるなど、一層の熱が入っていました。

【4日目(8月28日)】
 最終日はいよいよ中間発表会。牧野市長、野村会頭をはじめとする鯖江市関係者・市民ら50名以上がお集まりの中、学生たちが考える鯖江市に向けた政策提言を発表しました。発表後に受けた牧野市長、野村会頭からの講評や、学生たちの発表を聞くために会場にお越しくださった調査・取材協力者などからのたくさんのアドバイスをもとに、10月19日(日)明治大学で行われるホームカミングデーでの成果報告会に向け、学生たちは政策提言をまとめ上げます。