梅雨をイメージした学生手作りの飾りつけ
「大学生“あるある”カルタ」を楽しむ参加者ら
カルタの解説をする学生
サイコロトークで盛り上がる学生と参加者
和泉ボランティアセンターでは、6月11日に、区内高齢者施設などとの連携のもと、高齢者との交流会「お茶会」を実施しました。今回が、今年度最初のお茶会で、入学したばかりの1年生や、卒業し社会人になったOBも交えての開催となりました。
5月時の企画ミーティングでは「体を動かす」「昔を思い出す」「すごろく」「創作カルタ」など様々なアイデアが出されました。その中で最終的には「大学生の話を聞きたい方もいる」「お話ししながら遊べるようなことができたらいい」という話から、大学生について知ってもらうための「大学生“あるある”カルタ」と、一人ひとり話してもらうための「サイコロトーク」をすることに決まりました。カルタやサイコロ、会場の飾りは、全て学生たちが授業の合間を縫って手作りしました。お茶会の企画メンバーだけでなく、ボランティアセンターに出入しているメンバー以外の学生も「何やってるの?」「手伝うよ」と声を掛け合いながらの作業でした。
梅雨時期の不安定な天気もあってか、参加者は普段より少なめでしたが、会場内は今までのどのお茶会よりも、とびきりの笑顔や笑い声にあふれていました。奥さんとの出会いや馴れ初めなど恋愛の話で盛り上がるテーブルもあれば、相続の話になり思わず大学生がついていけない場面もあるなど、世代を超えて様々な話題で交流する機会になり、あっという間に閉会の時間になりました。1年生など今回初めてのメンバーは、最初こそ多少の緊張が見られましたが、2~4年生のチームワークもよく会場設営もテキパキと進み、また歓談の時も姿勢や目線を合わせるなどの対応が自然とできていて、職員の方からも褒めていただきました。
実は校歌を全部歌えない学生も多い、というカルタの話題から、校歌が聞きたい!というリクエストもいただきました。次回お茶会の11月に向けて、練習することにしています。