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教養科目 フランス語

担当教員が語る授業のポイントと受験生へのメッセージ

フランス語 岩野 卓司 教授

岩野 卓司 教授

 どうしてフランス語を学ぶべきか?それは日本の法律を学ぶために英語とドイツ語とともに、フランス語が必須だからである。特に明治大学法学部は、フランスの影響を受けた民法の研究から始まっているので、フランス語は一番重要な言語だったのである。この法学部はフランスの合理精神が反映された学部なのである。
 と同時に、語学を学ぶことはその国の文化を知ることにもつながる。フランスはグルメの国と言われるくらい料理、菓子、ワインは旨いし、シャネルやディオールに代表されるファッションはモードの最先端。サッカーはとても強いし、芸術、文学では歴史上名だたる画家や作家を輩出している。他にも、恋愛大国、ゲイ大国の呼び声も高い。遊ぶことにかけては、フランスはイタリアとならんで欧米でも抜きん出ている。フランスの合理的な精神の背後には、こういった遊びの文化が控えているのだ。授業においては、語学を通して、政治や経済から映画、ファッション、スポーツ、料理らに至るまで教師がさまざまな蘊蓄をかたむけてフランス文化について語ってくれるだろう。