ケンブリッジ大学コーパス・クリスティ・カレッジ夏期法学研修
佐藤ゼミは5月12日(日)に「猿島ダークツーリズム」を実施!
【ゼミの概要】
佐藤ゼミ、通称「歴旅ゼミ」は、「歴史を旅する」をテーマに日本や世界各地の「ダークツーリズム・スポット」を歴史的な観点から探求しています。
「歴旅ゼミ」では、教室で勉強するだけでなく、実際に現地にも出かけて「ダークツーリズム」を実践しています。これまでにも皇居周辺を巡る「千代田区ダークツーリズム」や夏合宿「沖縄ダークツーリズム」など様々な活動を行ってきました。
【今回の活動】
今回訪れたのは、東京湾に浮かぶ無人島「猿島」。猿島は、幕末に台場(砲台)が設けられて以降、第二次世界大戦にかけて首都防衛の要として要塞化が進められた場所で、遺構の保存状態が大変良く、また横須賀から船で10分のところにあって行きやすいので、おすすめのスポットです。
猿島は、かつては『仮面ライダー』のゲルショッカーの基地に設定されたり、また『天空の城ラピュタ』のイメージの源泉となったりしたそうで、いままでも高い注目を集めてきました。
島内では、ツアーに参加したり散策したり浜辺で遊んだりと、各自自由に楽しみました。
~参加者の感想~
◯森村直斗さん(3年)
猿島は戦前、東京湾口の守りを固める要塞として、また、旧日本海軍の軍事施設として利用されていた無人島です。その魅力の一つとして、ほとんど手つかずのまま残された、豊かな自然が挙げられます。都会の喧騒から離れ、木々のざわめきや鳥のさえずりを楽しみながら、島内を散策しました。普段、このような自然豊かな場所にあまり赴かない私にとっては、中々味わえない貴重な体験で、とても癒やされました。
島内には、弾薬庫や砲座跡など、様々な歴史遺産がありのままの姿で残っています。それらを実際に自分の目で見ると、遠い過去に思いを馳せることができました。それこそが、旅、ひいてはダークツーリズムの醍醐味の一つであるように思いました。
◯高橋秋さん(3年)
日本軍時代の遺構が見られます。どのように使われていたか、その実用性に注目してみると、猿島の観光地化によって美化されている裏側の、ダークな部分が見えてきました。
◯奥村隆生さん(3年)
比較的気軽に行ける無人島として知られており、観光地として非常に楽しかったです。
ウェブサイトでも「見る」「食べる」「遊ぶ」という言葉がピックアップされているように、雄大な自然や明治時代から残されている建造物を整備された遊歩道から楽しめるスポットは、レジャースポットとして魅力的でした。一方で、戦争によってもたらされた悲劇的な物語の要素は消されていました。
ツアーやホームページの解説でも施設そのものの解説は多かったのですが、それがどのような目的で作られたのか、そこで何が行われていたかについてはあまり触れられていませんでした。
猿島は戦前、東京湾口の守りを固める要塞として、また、旧日本海軍の軍事施設として利用されていた無人島です。その魅力の一つとして、ほとんど手つかずのまま残された、豊かな自然が挙げられます。都会の喧騒から離れ、木々のざわめきや鳥のさえずりを楽しみながら、島内を散策しました。普段、このような自然豊かな場所にあまり赴かない私にとっては、中々味わえない貴重な体験で、とても癒やされました。
島内には、弾薬庫や砲座跡など、様々な歴史遺産がありのままの姿で残っています。それらを実際に自分の目で見ると、遠い過去に思いを馳せることができました。それこそが、旅、ひいてはダークツーリズムの醍醐味の一つであるように思いました。
◯高橋秋さん(3年)
日本軍時代の遺構が見られます。どのように使われていたか、その実用性に注目してみると、猿島の観光地化によって美化されている裏側の、ダークな部分が見えてきました。
◯奥村隆生さん(3年)
比較的気軽に行ける無人島として知られており、観光地として非常に楽しかったです。
ウェブサイトでも「見る」「食べる」「遊ぶ」という言葉がピックアップされているように、雄大な自然や明治時代から残されている建造物を整備された遊歩道から楽しめるスポットは、レジャースポットとして魅力的でした。一方で、戦争によってもたらされた悲劇的な物語の要素は消されていました。
ツアーやホームページの解説でも施設そのものの解説は多かったのですが、それがどのような目的で作られたのか、そこで何が行われていたかについてはあまり触れられていませんでした。