ケンブリッジ大学コーパス・クリスティ・カレッジ夏期法学研修
【教員の活躍】星山琳助手(法学部)による講座「明治大学法学部生のための法学の学修法・事例問題の答案作成講座」を開催しました!
2024年07月17日
明治大学
2024年7月11日に行われた星山琳助手(法学部)による講座「明治大学法学部生のための法学の学修法・事例問題の答案作成講座」は、和泉キャンパスLS305教室及びオンラインにて、66名の本学学生にご来場いただきました。
法学部では多くの期末試験は論述形式で行われるため、どのような記述をしたら良いのか悩んでいる学生が多いことでしょう。そこで、本講座では、法学の学修方法やそのアウトプットの方法としての法的三段論法をどのように用いるかという、まさに学んだ知識をいかにして使うのかに焦点を当てた内容を取り扱っていただきました。今回の講演は、一方向的方法による講義だけでなくワークシートを用いて行う演習などを組み込んだ双方向的な授業スタイルで行われ、参加者からは大変好評を博しました。
また、講座終了後の質疑応答の時間には、参加学生から多くの質問が飛び交い、個別的な問題や関心についても丁寧なフォローが行われました。
[参加者の声]
・「答案の書き方諸々をこんなに一から説明していただく講義が今までになかったので、とても助かったし、すごくわかりやすかったです。」
・「問題文の事実を図で表す際に全ての情報を盛り込んでしまっていたのですが、今回不要な事実は消せるということを学び、今日からの学習で実践しようと思いました。解答作成が少し楽しいことの様に感じることができ、前向きな気持ちになれました。ありがとうございました。」
・「今まで法的三段論法が曖昧にしか理解できていなかったけど、今日の講義を聞いて良く分かりました。規範定立で挙げる「要件」をインプットできるようにテストまでに対策をしたいです。分かりやすい講義をありがとうございました!」
[星山琳先生コメント]
私は「法学部学習サポート」の指導員の一人として毎週木曜日に在籍しておりますが、日々学生の皆さんから「法学のインプット・アウトプットの方法がわからない」という相談を多くいただいておりましたので、今回学習サポートの一環として講座を企画・開催させていただきました。はじめての試みでありましたが、多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。大盛況のうちに講演会を成功させることができましたのは、ひとえに皆様の真摯な学修姿勢のおかげです。今後も、皆様にご満足いただけるような学習サポートや今回のような講座を開催してまいりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
[講師プロフィール]
星山 琳(ホシヤマ リン)
現在、明治大学法学部助手、國學院大學法学部フェロー、武蔵野大学TAを勤める。2020年明治大学法学部早期卒業。専門は民法全般、特に「重過失」の性質について。大学における講義方法について東北大学高度教養教育・学生支援機構 文部科学省教育関係共同利用拠点事業「2023年度大学教員準備プログラム(PFFP)」などを通じてより良い教育の提供に努めている。
経歴の詳細については以下参照(research map)
https://researchmap.jp/hoshiyamarin_recht_
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