吉田　明正 YOSHIDA Akimasa

マルチコアを有効利用する並列ソフトウェアと機械学習・粒子法の高速化の研究
スマートフォンからスーパーコンピュータに至るまで、マルチコアプロセッサを用いた並列処理により高速化が実現されています。マルチコアプロセッサは複数のコア（計算装置）から構成されており、複数の計算を同時に行うことが可能です。本研究室では、このような並列処理を実現するための高性能な並列ソフトウェアの開発、機械学習や粒子法のアプリの高速化の研究を行っています。

身近なスマートフォンでは8コアのCPU、高性能なPCにおいては24コアのCPUが搭載されており、並列処理による高速化が可能になっています。例えば、24コアのCPUでは、最大24倍の高速化が期待できます。並列処理の研究は、ソフトウェアの工夫次第で、アプリの実行時間を大幅に短縮することができるので面白い学問です。

◆マルチコアプロセッサとGPUで高速化を実現する並列ソフトウェア
◆機械学習・粒子法・暗号計算の並列処理による高速化
◆並列化コンパイラによる並列ソフトウェアの自動生成