明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の小渕豊さん(3年)が、2月19日に開催されたコンピュータ・グラフィックスの祭典「Tokyo Demo Fest 2017」のCombined PC Demo Compo部門で優勝しました。
Tokyo Demo Fest 2017は、コンピュータを用いたプログラミング・アートに関心を持つ映像作家やプログラマーが世界中から集まり、コンピュータの処理能力を極限まで活かしてリアルタイムで映像と音楽を生成するプログラム作品である「メガデモ」を対象とし、その技術と美しさを競うものです。
Combined PC Demo Compo部門は、会場に用意された最新のPCの性能を最大限利用し、映像と音楽をリアルタイムに生成するプログラムを競うもので、プログラムのサイズやロード時間にまで制約のある厳しいルールが特徴です。小渕さんの作品「Shift」は、プログラムによって構成された、3次元空間のモデリング・カメラワーク・ビデオエフェクトといった要素が、同じくプログラムより生成された音楽に完全に同期した作品となっており、加えてそのプログラムのサイズの小ささも高く評価されました。