受賞式にて講演をする砂田教授
明治大学総合数理学部現象数理学科の砂田利一教授が、第6回「藤原洋数理科学賞」大賞を受賞しました。同賞は、現実社会に有益な応用を有する数学の理論を構築した研究者、あるいは社会の発展のために有用な数学の応用を見出した研究者に対し授与されるものです。
第6回「藤原洋数理科学賞」大賞
砂田利一 受賞業績「ダイヤモンドツインK4格子の発見」
砂田教授は、ダイヤモンドの結晶構造を解析し、ダイヤモンドによく似た構造を持つ、もう1つのダイヤモンドが存在することを数学的に証明しました。ダイヤモンドは結晶構造の安定性が極めて高く、このダイヤモンドの「双子」が人工的に合成できれば、さまざまな用途に活用することが期待されます。