先端メディアサイエンス学科および先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻の中村聡史研究室に所属する4人の学生が、情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会の第178回から181回までの各回において、それぞれ学生奨励賞を受賞しました。情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会学生奨励賞は、各研究会における優秀な学生による発表に与えられるものです。
第178回HCI研究会学生奨励賞
徳久弘樹さん(先端数理科学研究科 先端メディアサイエンス専攻 博士前期課程1年生)
「ノイズキャンセリングミュージック:音楽の提示により騒音の不快度を低減する手法」(2018/06/07)
騒音と音楽をミックスすることで、騒音に対するネガティブな意識をポジティブに変化させることによって、意識変容を促す研究です。
第179回HCI研究会学生奨励賞
細谷美月さん(先端メディアサイエンス学科3年生)
「ポップアウトによるユーザの選択行動変容に関する分析」(2018/08/20)
複数の選択項目の中からどの対象を選ぶのかといったときに、項目の中にわずかに背景色を変更したものを提示した場合にどのような選択行動につながるのかを調査した研究です。
第180回HCI研究会学生奨励賞
松山直人さん(先端メディアサイエンス学科3年生)
「ユーザの視線情報分析に基づく現実空間のBADUI検出に関する検討」(2018/12/05)
現実世界にたくさん存在しているBADUI(わかりにくい・使いにくいユーザインタフェース)と遭遇したときにユーザはどういった視線の動きをするのか分析した研究です。
第181回HCI研究会学生奨励賞
佐々木美香子さん(先端メディアサイエンス学科4年生)
「ライフログ写真の着衣色変化によるファッションへの意識変化手法の提案」(2019/01/21)
自分が写った写真の着衣色を変更したものに触れ続けることで、ファッションの、特に色に対する苦手意識を克服するための研究です。